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ゲーセン慕情08 「幼児とリアル課金」
筐体を目の前に真剣にゲームを眺める幼児がいます。 どうする?
コマンド>
①100円を渡す
②幼児を眺め続ける
貴方は通報されてしまった。
GAME OVER ムネーン
酷い出だしですが最近だとこれ洒落になってませんね(;´Д`)
今回は私自身が体験し、その連鎖を引き継いだ記憶を語ります。
当時の私(未就学児童)は足繁くゲームセンターに通うものの多くの場合お金を持ち歩いていなかったと思います。
これは恐らく身の安全の為だったと思いますが細かい事は流石に覚えていません。
そんな訳でゲームセンターに通うもののその殆どの時間をデモ画面や他人様のプレイを眺めることに費やしていたのです。
「遊んでみるかい?」
そんな幼児にプレイの機会を与えてくれる大人達(未就学児童から見れば全員大人)もいました。その形は残りのクレジットを回してくれたり代わりに100円玉を投入してくれたりと。もしかしたら「そうであればいいな」という妄想が生み出した幻影(笑)かも知れませんが、私の心にその体験は深く焼き付いているのです。
まぁ機会を得ても幼児ですから直ぐにゲームオーバーになるのですけどね(;´Д`) ムネーン
そんな私もいつしか大人になり、機会を与える側になりました。過去の恩返しというか、バトンを繋ぎたかったというか、これまで偶然に出会った何人かの幼児幼女にプレイの機会を譲っています。
彼等彼女等が大きくなった時、この細い道形が続くといいな(゚∀゚)
・・・誤解から事案にならなくて良かった(TдT)
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<ゲーセン慕情>
幼少期から積み重ねたゲームセンターに向けての想いを語っていきます。