とある対戦ゲーマーの独り言 「OMG-DX(TWIN)筐体 Happ社製スティックのあれこれ」
登場時期:1995/12〜(12以前はまだ調査中)
レバー軸同士の間隔:約26cm
(汎用手持ちコンパネ24、DXが26だった筈だけど改めてみるとソースが行方不明なので要再確認)
伝説の始まり電脳戦機バーチャロン(CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON)のDX(TWIN)筐体で採用されたツインスティックです。
Happ(現Suzo Happ)社製、またはハップ社表記。
よく背景設定からOMG(オペレーション・ムーンゲート)と略されている初代用のものですね。
ロボット(バーチャロイド)を意のままに動かす感動を我々に与えてくれた至高のツインスティック(レバー)であり、勿論その感動は今触っても色褪せません。
とにかく頑丈で関わっていた店舗の運用範囲では私の知る限り折れた事はありません。(とはいえ亙様も仰ってましたが、他所では折れた話もあるそうです。)
回転率やプレイヤーの扱い方等、曝された使用条件は多岐に渡ると思いますが堅牢さという面では亙様を始めとして多くの当事者である程度共通した認識の様子です。
プロデューサーの亙様が船便発注での苦労話や頑健さへの評価等を呟かれていますので興味のある方はX(旧Twitter)での生の呟きを是非。
カバー内部は2種のマイクロスイッチに配線が直接伸びるシンプルな構造になっています。初めてバラした際にターボボタンのバネを飛ばして内心大焦りだった事は今だから語れる思い出(;´Д`)
シャフトは芯棒というよりは太いパイプ形状です。中の空洞をマイクロスイッチのケーブルが通る構造。
レバー基部からターボボタンのある上面迄の長さはツインスティックの中でも恐らく最長。それだけに腕の動作も大きく長いブランクや不慣れな方が扱うと筋肉痛になるかも知れません(笑)
ロボットを動かしたい気持ちの代償行為・・・受け皿を得たプレイヤー達によってその枠を遥かに飛び越えた世界が待っている事を当時何人の人間が予想出来たのでしょうか。そしてその旅がもうすぐ30年に届きそうな事も。
今や現物を触れる場所は限られてしまいましたが、機会があれば是非体験して欲しい操作感です。
ガチャガチャ(勿論優しく)するのがとても楽しいのですよ(゚∀゚)
[おまけ : Happ社レバー繋がり(後に分割?)]
Suzo Happ社のページを漁って見つけた一番形が近いもの。私の調べ方が悪いのか30年選手な為か恐らく廃盤製品だと思うので改めて海外ページを漁ってみたいところ。
同型のスティックはバーチャロン以外にも使われていた形跡があり、話の種として分かる範囲で記載したいと思います。
<ナムコ サイバースレッド / コマンド>
当時は良く遊んだのですが、実際にメンテで触れた訳でもなく記憶も劣化や思い込みで信用出来なくなっておりこちらがバーチャロンのものと同一品であるかの確証が持てないままとなっています。
(加えてスレッドとコマンド自体が同一品だったかも確信なし)
<セガ ウイングウォー>
バーチャロンDX筐体へのアップグレードの機会が多かったウイングウォー筐体のレバーについてです。
昔よくバーチャロンのレバーと同じと聞いたのですが見かけるコンパネ写真を見る限りちょっと違うのですよね。これもそこそこ遊んだ筈なのですが全く覚えてないです(笑)
ただ仕様違いで同じHapp社製かも知れないし、他の写真を見落としている可能性もあるのでこちらも優先順位が高い更新分を対応できた後にでも深堀りできれば良いなと思います・・・あ、ツインじゃないや(;´Д`)
(貼れる画像が無いので、もし当時撮影した方がいれば御協力頂けると有難いです。)
<セガ レールチェイス>
1はともかくとして、2は外装がまんまっぽいぞ(゚д゚)
他にターボボタンを埋めた感じの筐体もあった記憶・・・
ちょっと余裕が無いので今回はここ迄で。
他のスティックと同じ様に今後も更新や修正をかけていくつもりです。
ifeild様、SPGもとしー様、虎之助様、画像の提供を有難う御座いました。
<各ツインスティックの一覧用ページ>
<前のお話>
<とある対戦ゲーマーの独り言>
対戦ゲームに絞った内容でモブ対戦プレイヤーがあれこれと妄想しております(゚∀゚)