スタートレーダーのヒロインとスペースオペラ的な空気 (EGGコンソール発売記念)
シューティング革命(レボリューション)との看板を引っ提げ日本ファルコムが1989年に送り出した作品がスタートレーダーです。
アドベンチャーとシューティングのいいとこ取り・・・を目指しましたが人によってその評価は分かれていた記憶です。
とはいえ私は大好きでしたし今でもPC-8801であのクオリティを達成したことに驚きを隠せません。
さて、スタートレーダーは宇宙を舞台にした冒険活劇ということでお約束のヒロインがいるわけですよ。
特に実写コンテスト迄盛り上がった見返り美人を擁するあのファルコムですからね!
常に主人公(カイン)のそばにいて軽口を叩きつつも強い信頼で結びつく相手。
そのヒロインとは・・・フェンリル搭載の航行コンピューターであるアダリーさん(250歳)です!
エピローグでもメモリを増設して貰う寵愛ぶりを受けています!(゚∀゚)
スタートレーダーって実はダブルヒロイン構成だったのですよ・・・ご存知でした?私も初めて知りました。
さて、16歳のレフィお姉さん(憧れた当時は年下)は私が引き受けるとして、本命ヒロインのアダリーさんは年齢250歳という表現であることは製造から最低でも250年は経った経歴を持っているとみて良いわけです。
スタートレーダーはSF世界ですのでテクロノジーが主軸の世界となります。でも250年前のコンピューターが現役で活躍できるというのはちょっと驚きでは無いでしょうか。
まぁ搭載機であるフェンリル同様能力もある程度は強化出来る筈ですし、元エースパイロットのカインの腕があればそこそこ戦えるのかも知れません・・・現役の戦闘空母や戦艦を単機でボコボコにする程度に(;´Д`) ジュウブン スギン?
個人の感じ方の差が大きいので認識違いは大目に見て頂きたいところなのですが、ここ20年ちょい程はパソコンの進歩がだいぶ落ち着いた様に感じます。
別に進化が止まった等ではなく、数年単位で使い物にならなくなる悲しみは昔より減ったのではという話です。
勿論用途やジャンルにもよりますけど、新型を買った翌年にはシリーズの命運が尽きるといった1980年代の一寸先は闇的な購入ガチャはだいぶ減ったかなと。1990/2000年代もまぁ、いろいろあった。
このスタートレーダーの世界のコンピューターも技術進化は止まってない(様に感じる)ものの、基本的な性能は既に過不足のない領域まで達しているのかも知れません。
アダリーさん、作中ヒステリーやら年増やら人間臭い表現が使われる程の代物ですからねぇ。感情の機微も理解している様でポンコツにはとても見えません。
でもいくらなんでも250年現役というのは・・・と考えていると、なんというか懐かしのスペースオペラ的な空気を感じるのですよね。
上手く言語化出来る程にスペースオペラに触れたわけでは無いのですけど、なんというか世界が果てしなく広がった分、時間の流れがゆっくりとしている様に感じるのですよね。
この辺りのSF話に転がると二度と戻ってこれない気がするので一旦差し止めで。
さて、好きとはいえ何で唐突にスタートレーダーを語りだしたかというと・・・恐らくここ数日で無意識にEGGコンソールでの発売記事を目にしていたっぽいのですよね。
で、これまた無意識にストック箱の中から意識誘導される形でスタートレーダーの記事を蘇生したと。
まさかスタートレーダーが復刻されるとは思ってなかったので個人的にはとても嬉しいですね・・・Nintendo Switch持ってないけど(TдT)
元々余力が出来たらゲーム本編を語りたかったのでこの勢いを活かし来年までには・・・(再来年かも)
<次のお話>
<前のお話>
<電子の光に魅入られて>
先行する4マガジンに放り込めないビデオゲームへの迸る熱い妄想を放り込んでいきます(゚∀゚)