月光仮面(1981)の予告編 (彼は誰か?)
毎度お馴染み未就学児(略)
1981年に伝説のヒーローが帰ってきました。
全身白ずくめのおじさんです!
・・・・・え、不審者?(゚д゚)
出直しでその正義を表すような白い佇まいのヒーローの名は「月光仮面」。良い人でありおじさんです。
いやだって主題歌で「月光仮面のおじさんは〜」って歌ってるんだもの(;´Д`)
月光仮面は1958年に姿を現した日本ヒーロー番組の元祖と言われている存在です。本家とか本舗とかあるかも
その誕生迄には大人の事情が大いに絡むのですが蓋を開けてみれば当時の子どもたちの心を掻っ攫い、放映時間帯は銭湯(!)から子どもの姿が消えると言われた程の人気作品でした。
元祖ヒーローと言っても主人公がヒーロー的な立ち回りをする作品が無かった等ではないのですが、それはまた別のお話。私のような子供(当時)がウルトラマンや仮面ライダーに一喜一憂する流れの大元という感じだと個人的には思っています。
とはいえ1981年当時の私はその熱狂の時代に当然ながら全くかすりもしていなかったのですが、それでも「月光仮面」という存在だけはよく知っていたのですよね。
もしかすると微かにオープニング曲が記憶が残るアニメ版由来かも知れないですね・・・これも生まれる前の作品なので再放送かなにかあったのかな?
とにかく当時でさえ懐かしのヒーローという立ち位置ではあるものの、その知名度と存在感は根強いものがあったのです。もしかするとCMやら何やらで姿を目にする機会があったのかも知れませんね。
そんな月光仮面が突如80年代にリメイクされたわけです。
どこから来たのか?
誰なのか?
あの月光画面が今帰ってきた!
「彼は誰か? 彼は誰か?」と新たな主題歌を引っ提げて流れた予告編(CM)はお子様の心を鷲掴みにしましたね。
コンセプトは1980年代に月光仮面が蘇るとどうなるか?的なものだった様な気がします。大枠のノリとしてはゴジラ84と同じではないでしょうか。
この1981年版の月光仮面、驚く程後世で語られていない気がするのですが・・・まぁなんというかさもありなんな部分もたしかにあるのですが、然程語られないまま忘れ去られるには惜しい要素が多々あるわけです。(特にバイクアクション!)
悪の暗闇のあるところ
必ず、月の光射す
愛と正義の使者、月光仮面
同時上映おじゃまんが山田くん
新しい主題歌である「愛の助っ人」が短時間で場を盛り上げる必要のある予告編にとても合っていたのですよね。本編エンディングでフルに聞くとあれれ?という困惑はあるけど(何処かで語ります)
この愛の助っ人という表現も80年代に月光仮面を蘇らせる上で生まれた「今風(当時)」な立ち位置だったと思います。
そういえば予告編の記憶に纏めて刻まれてしまった(笑)「同時上映おじゃまんが山田くん」の案内なんですが、当時私は月光仮面を観に行きたくて劇場に連れて行って貰った・・・という自信が揺らぐほどに月光仮面にとっては強力な愛の助っ人だったと思います。山田くんは大人気でしたからね。
<結果的に抱き合わせなのかは不明>
さてさて、なんで唐突に月光仮面を思い出したのかというと・・・先日二代目はクリスチャンがYouTubeで配信されたのですよね。シスターが啖呵を切る二代目はクリスチャンといえばあのアクションスター志穂美悦子さんです。
そして私の場合志穂美悦子さんといえば欽ドンと月光仮面に繋がるわけですよ。(少し目上の方だとビジンダー?)
なんと志穂美悦子さんはこの月光仮面にヒロイン?というか実質主人公枠として出演されています。
当時はお子様で記憶が朧げだった私も月光仮面のかっこよさ(思い出補正)と志穂美悦子さんの美しさだけは忘れていませんでしたからね・・・逆を言えば他の要素は忘れていたとツッコまれても否定できずで(笑)
当時は角川映画の勢いが凄くてこの月光仮面もそのひとつ・・・だったと思いきやそれはちょっと思い込みだった模様。その点は一先ず置いても前述の通り他の作品と比べて語られる機会も少なくというか、私の周りではほぼ皆無です。そんな私自身月光仮面を語るのは今回が初めてではないでしょうか?
もう一回程語る予定ではいるので当時愛と正義の使者に惹かれるものがあった方は良ければまた読んで頂けると嬉しいです(゚∀゚)ノシ
<前のお話>
<サブカルざんまい>
サブカルチャー的なものを中心に緩く語っています(゚∀゚)