ダサかっこよさにアウトローも震えだす (銀河旋風ブライガー)
毎度お馴染み未就学児童の頃だったでしょうか。
今で言うニチアサ的に子供向け番組が放映される時間帯がありまして、当時の私も今の子供たち(大きなお友達含む)と同様にテレビに齧りついていたわけです。
あの時はたまたまテレビを点けたのか前番組を視聴後の賢者タイムだったのかはわかりませんが、ぼんやりしていたことだけは覚えています。
すると突然・・・
「ブラィガー! ヨゾラノホシガマタタクカゲデ アクノワライガコダマスル (略) ギーンガーセンプー ギーンガーセンープー ブーラーイーガー」
(゚д゚) オラ ドギモヲ ヌカレタゾ
なんか怒涛の前口上が始まったかと思ったらやたらかっこいい歌とともに幼児置いてきぼりでけったいなメカが暴れるオープニングが始まったわけですよ。
これが記念すべき国際映画社制作アニメとの(たぶん)初遭遇、銀河旋風ブライガーとの出会いでした。
たいらいさおさんが熱唱する主題歌、銀河旋風ブライガーですが「拡がるプラズマ〜」辺りからが個人的な盛り上がりポイントで歌のかっこよさとブライガーのダサさがシンクロン合身してテンションも最高潮に達するのです・・・イェイッ!(゚∀゚)b
主役ロボットに向けてダサいとはとても失礼な話なんですが、当時の私も今ブライガーを振り返っている私もブライガーってどう思う?と聞かれたなら40年の時を超えて「ダサい」とシンクロン合身(もういいって)するでしょうから仕方がありません。いえ、「ダサい」では気持ちを表すのに正確ではないですね・・・「ダサかっこいい!」が正解です。
無念の死を遂げた依頼人の仇討ちを「契約は既に完了している。」と放棄しなかった時も、仲間の窮地に駆けつけたその瞬間も奇天烈な変形ギミックからあのブライガーが姿を現すのです。
以前SNSの呟きか何かで本編作画が酷くて声優陣が奮起したとかオープニングを観たらブライガーは視聴完了的な話を目にしたことがあるのですが、個人的には荒削りな面は確かにあれどとても魅力的な作品だなぁと思うわけです。
当時は制作会社の違い等をあまり理解していなかったと思うのですが、それでもブライガーは勿論のこと国際映画社の作品はどこか他の作品と違った独特な空気が感じられましたね。
金田パースのオープニングが凄い。声優陣の軽妙な語り口。どれも本当なのですが作品全体で観ても個性的且つ80年代のSFとは勢いが80%なんじゃないかという熱量も含めて観ないと勿体ない気がする作品ですので良ければ通しで触れて頂きたいなと。おっと、国際映画社の作品らしく山本正之さんの音楽も魅力的ですよ。(勿論みんな大好きツッコミ甲斐もたくさんあるぞ!)
そういえば先程も触れたたいらいさおさんが熱唱するサビの部分なんですが、歌詞テロップが対象年齢を慮ってか平仮名なのとブライガーのダサかっこよさが頂点に達するのが相まってとてもジワジワきますね。
さて、私も久しぶりに視聴欲が増してきたので皆様と一緒にノリノリで片道視聴のフライバイと洒落込みましょうか? アバヨ!(゚∀゚) オーゥイェー!
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音もなく好きな曲と効果音を推していく連想ゲームかよ?と迷走をみせる熱意のから回った企画です。
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