スタートレックと人類の進化
子供の頃から好きなSF作品にスタートレック(Star Trek)があります。
触れたのは旧シリーズ(仲良しおっさん三人組)の映画版からですが、世代的にはTNGストライク世代です。
(用語説明は最後にまとめてます。)
<そんな映画版の記事>
どの程度好きかと言うとTOSとTNG世代ではワープファクターの定義に違いがあるのでTOSの方が速度が出ている様にみえる云々と早口で語りだす程度のまぁ軽度のトレッキー(スタートレックオタク)と思って頂ければ良いです。
さて、スタートレック・・・少なくともTNGの時代では人類はお金の為に働いていません。この辺の深堀りをした話を始めるとあっという間に10000文字を突破してしまうのでここは簡単に
「自分自身を磨く為に働いている」
と理解して頂ければ十分です。
なんだか私の説明不足で
「やりがいさえあれば生きていける」
とか
「労働の対価にお金なんて必要ない」
とかの胡散臭い話と横並びのようでちょっと想定外なのですが、掛け値なしにその時代の人類は
「自分自身を磨く為に働いている」
とご理解ください。
別に胡散臭い自分磨きではな(通信途絶)
この様にスタートレック世界は一種のユートピアを表現しています。
それでも進化したとはいえ人類ですからドロドロとした部分はあるのですが。
(というか、最近のシリーズはドロドロ過ぎん?)
さて、その様な進化した人類を観たあとで現代(21世紀)を見るとスタートレックTNGの世界(24世紀)のように人類が進化するにはあと10世紀でも足りない気がします。
国のトップは綺麗事を並べつつ侵略戦争をおっ始め、政治家は私腹を肥やしつつブーメランな発言ばかり、上級市民は同じ人間とは思えない傲慢ぶりを見せ、中級市民は我が身大事を飛び越えて自分より上の者を引き摺り降ろしつつ足元を踏みつけ、下級市民はその憎しみを無差別にぶつけるキラーマシーンと化しています。
勿論その時代の生存競争に適した人格というものがあり、全てが悪とは言えません。
それでも何時かは番組放映当時の人類が思い描いた理想の自分達に辿り着いてみたいものですね。
勿論私もその頂を目指しているつもりです。たぶんラチナムを渡されるとあっさり転がるタイプ(;´Д`)
[雑な用語集]
TOS
スタートレック(宇宙大作戦)
1966〜の宇宙探検(的)SFで当時いろいろと画期的な事をやらかしてやっている始まりの作品。
TNG
新スタートレック(ネクストジェネレーション)
1987〜のTOSの約80年後を舞台とした中興の祖的な作品。
プレーンな作風で家族で楽しめるSF作品・・・でもかなり奥が深い。
ワープファクター
なんというか、宇宙船が飛んでいる時の速度を定義する規範の事。
トレッキー
スタートレックオタクのこと。
私は軽度ですが重度になると制服を艦隊士官服(要はスタトレコスチューム)にして従業員から「キャプテン」と呼ばれる様なお店を自ら開く程になるらしいです。
ラチナム
貨幣経済が廃れたスタートレック世界でお金の代わりとして流通している貴重な資源。
<次のお話>
<サブカルざんまい>
サブカルチャー的なものを中心に緩く語っています(゚∀゚)