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モノダマシイ 017 「BANDAI 1/850 U.S.S.ヴォイジャー NCC-74656」

今回はライトなトレッキーである私が1/850 バンダイ スタートレック U.S.S.ヴォイジャー NCC-74656(プラモデル)について語るお話です。 ライト層ですが、それなりに早口で捲し立てる感じとなります(;´Д`)

<スタートレックとは何かについては>

そしてスタートレック ヴォイジャー(Star Trek: Voyager)は上記の世界観をベースに遥か遠方の宇宙域へ飛ばされたある一隻の宇宙船が、故郷までの長い道程を旅をする物語とでも思って頂ければど。



========= ここからが本編 =========


悪魔の船といえば宇宙戦艦ヤマトですが、悪魔艦長の船であればこのU.S.S.ヴォイジャーです。

U.S.S.ヴォイジャー は24世紀の連邦宇宙艦の中では一番好きなデザインですね。なんというか適度な丸みとスリムな船体のバランスがとても良い。

24世紀の連邦宇宙艦はエンタープライズDとEの間にディファイアント等の攻撃的なシルエットを持つ船が生まれて以降そのイメージがかなり変わるのですよね。

大雑把にディファイアント前後で分けると前期となるヴォイジャーの頃はまだ「我々の本分は冒険だ!」的な甘さというか一線を敢えて越えないような雰囲気があったのですよ。

何故ディファイアント前後で分けたかというとあらゆる知的文明を吸収するボーグとの遭遇やドミニオン戦争による綺麗事を言ってられない状況変化ですね。基本は模範的というか理想的な世界を前面押し出してきた惑星連邦が直面している現実的な問題・・・光の当たらない部分が徐々に表面化してきます。

基本的にはユートピアを描いたTNGの空気をDS9では現実の中で藻掻いている我々の世界と地続きなことをより実感させたという感じでしょうか。

構成上TNGがお花畑な未来で、DS9はリアルに全振りしたみたいな書き方にしていますが、実際はそんな底の浅い話ではないですけどね。後述のヴォイジャー含めて。

それとこれらの考察は作中の時間経過とメタ的な視点の両方が混ざったものとなってますのでご注意を。

そこに来てヴォイジャー(VOY)は故郷への帰還という形ですがDS9で薄まってしまった冒険心を表に出す訳ですが・・・ここで艦長であるキャスリン・ジェインウェイ大佐が悪魔艦長と呼ばれるきっかけとなる「連邦の誓い」という理想破りまくりとどう付き合うかの話が絡んでくるわけです。

結局何が言いたいかというと過去シリーズ含めて全部面白いよと(笑)


・・・大きく脱線しましたがヴォイジャーという船は「なんとか冒険を主軸に置いていた時期」の惑星連邦宇宙艦隊の船だという事です。

とはいえ初任務がマキ(カーデシアに対するレジスタンス組織)に潜入していた部下の捜索だったりといきなりきな臭かったり(笑)と個々人で感じ方も違うとは思いますが、ヘビーなトレッキーの皆様はどうかニーリックスの様な深いユーモア精神で意見の対立を水に流して頂けると有難く。

まぁそうは言っても75,000光年彼方から帰ってきただけに最終的には悪魔艦長の率いるヴォイジャーの戦績は物凄く、終いには未来技術の導入で24世紀の確認できる全文明トップクラスの戦闘力を持つ船になっちゃいましたが(;´Д`) ホントニ アクマノフネニ ナッチマッタ


シリーズ全体で代表的とも言えるエンタープライズ同様にヴォイジャーもまたイントレピッド級というネームシップに連なる一隻であり、出自的にはオンリーワンな艦では無かったりします。あくまで惑星連邦で建造された当時最新鋭の科学調査艦です。この当時最新鋭という設定も後のイクアノックス(遠く故郷を離れた地で出会う同胞の船)との邂逅や様々なエピソードの下地の一つになるわけですが。


・・・脱線もそうなのですが、1000文字超えた時点でようやくキットのことを全く語っていない事に気が付きましたよ(;´Д`)


キットの事を語るその前に・・・スタートレックって一般の方にとってはちょっとマイナーな作品だと個人的には思っています。スターウォーズと比べてというか、スターウォーズとそれ以外になっているというか。

その辺のSF話を始めるとまた今度こそ永遠にキットの事に触れずに終わるので深堀りは別の機会にしておきます(笑)

とはいえ何で軌道修正した早々に脱線したかと言うと、その一般向けと考えればマイナーなとも思えるジャンルのキットを出したのがガンプラでもお馴染みバンダイという部分に繋がります。

2003年代頃からU.S.S. エンタープライズ(無印)を皮切りに計5キットが発売されています。今見ると少し不人気?寄りのエンタープライズNX-01がラインナップされていますが、これは当時スタートレック エンタープライズがTV放映されていた為・・・というか、DS9→VOY→ENTとTVシリーズが来て劇場版のネメシス/S.T.Xが上映されたりとスタートレックが途切れない時期であることも大きかったと思います。某局では72時間連続放送とかの狂ったイベントをやってましたね(゚∀゚)

BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)の1/850シリーズとでも言うのでしょうか。

結構冒険したんじゃない?と発売された当初は驚きましたよ。でも発売順的に売る事をきっちり意識はしてたのかなぁと。

エンタープライズ(無印)
(完全なるおっさんホイホイ)
    ↓
エンタープライズE
(ピッカリピカード艦長の映画効果)
    ↓
エンタープライズ(NX級)
TV放映効果!(尚、打ち切り)
    ↓
エンタープライズ(A)
(あれれ?・・・再販的な位置付け!?)
    ↓
ヴォイジャー
(みんな大好き悪魔艦長の船)

模型誌を常に読めていたわけでは無いので、実際の背景事情等はわからずほぼ妄想語りになってしまうのですが「よくぞ出してくれた!」と当時はとても喜んだ事を覚えています。

初手のエンタープライズ(無印の改装型)が安定の鉄板選択というかやはりかっこよかったですねぇ。とばっちり事情で懐の中身を攫われたので結局買えませんでしたが(TдT)

<無印改装型が活躍する劇場版>

トレッキー大歓喜だったとしても、その全体数は少ない筈でシリーズが何処まで続くか不安でしたが思ったよりは続いた感じがします。エンタープライズBとのコンパチが可能なエクセルシオール級やディファイアント級が出なかったのはやはり届かなかった?と邪推してしまいますが。

個人的にはヴォイジャー迄出てくれて有難う!という感じです・・・と既に2000文字を突破した段階で案の定キット本体に触れられていない体たらく。

次回の記事へワープ最大(で逃亡)

えー投稿時間も迫っているので続きます(;´Д`) ヤッパリ ダメダッタヨ


<前の推しモノ>

<モノダマシイ>
モブキャラが推し「モノ」について妄想を語ります(;´Д`)



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