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戦国武将に学ぶ!No.4~石田三成①~



”軍師” こと、株式会社GUNSHIコーポレーションの社本です。


このnoteでは経営者の軍師としての目線で、
これからの時代を生き抜く戦略を発信しています。


私は日ごろより周りの方々から
”軍師” というニックネームで、
お呼びいただいています!(笑)

社名であることもその理由ですが、
私は自他共に認める歴史好き!
とくに戦国時代が好きです。


今回は、私が好きで見習っている、
学んでいる武将や軍師を紹介するシリーズ。


歴史には諸説ありますが、
中でも私が好きなエピソードや、
『ビジネスや人生に役立つのでは?』
という目線でご紹介しています!


最後まで楽しんでいただけたら幸いです。


■豊臣秀吉の軍師といえば?

豊臣秀吉の軍師は誰か?と聞かれたら、
竹中半兵衛、黒田官兵衛と答える人が
多いと思います。


実は石田三成も、豊臣秀吉の軍師でした。


竹中半兵衛、黒田官兵衛が、
戦で勝ち抜くための戦略を立てる
“攻め”の軍師だとしたら、
石田三成はバックヤード、管理面で
手腕を発揮した、“守り”の軍師、
という感じです。

これを現代風に表現すると、
『執行役員 経営企画室室長』
という感じでしょうか(笑)

豊臣家が繁栄するために、
内務や管理面での規則を決めたり、
戦や政策など何かを実行に移すときの
段取りを任される非常に優秀な人物で、
秀吉からの信頼も大きかったといいます。


たとえば戦に行くとき。
兵器を用意したり物を運んだりと
大掛かりな動きが伴うため、
誰かが取りまとめたり計画を立てなければ
上手くいきません。


石田三成は、こうした段取りや実行力に
非常に長けた人物でした。
また有名どころだと、秀吉が行った
『太閤検地』でその手腕を発揮しています。

豊臣秀吉が関白という、
いわゆるすごく偉い人になってしまうと、
誰彼構わず気軽に秀吉と話せるわけではなく、
誰かが取次ぎをしなければなりませんが、
その取次ぎをしていたのが三成なのです。

このことも踏まえると、
『執行役員 経営企画室室長 兼 社長室室長』
という感じですね(笑)


秀吉から全幅の信頼を置かれた人であり、
かなり力のあった、要の人物。
石田三成がいなかったら、
豊臣家は大きくならなかったと言われています。


■本当に冷徹な人物だったのか?


石田三成は、悪役で描かれることがあります。
そしてその中では冷静沈着クールで、
ちょっとコミュニケーションが取りづらい人…
なんとなく冷徹でとっつきにくいような、
そんな印象を与えてしまいます。


三成が聡明だったことは
おそらく間違いありませんが、
私がここでご紹介するほど一目置いているのは、
ただ頭が良い人だったということではなく、
組織のために、自分の好きな人や
尊敬する人のために、
最後まで忠義を
尽くしたところ
です。


その証拠がこちら↓↓↓


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これは関ヶ原の戦いで、石田三成率いる西軍に
ついた者たちの旗印………柄の、
私のお気に入りのクリアファイルです(笑)


一番上が石田三成の旗印で、
『大一大万大𠮷(だいいちだいまんだいきち)』
と読みますが、意味は、よくラグビーで使われる
『One for all, All for one』と似ています。


『一人がみんなのために、みんなが目的のために
忠義を尽くせば、素晴らしい世の中がやってくる』

という意味です。


冷たい感じで描かれる三成ですが、
本当の気持ちはここにあったのかと思うと
とても魅力を感じます。


関ケ原で負けて捕まっても、
三成は自害しなかったといいます。
その理由は、まだ自分の想いを実現しておらず、
忠義を尽くせていなかったから
でした。


こんな言葉を遺したと言われています。

『大義を想う者は最後の最後まで命を大切にして、
生きている限り最後まで、志を遂げようとするものだ』


その命が尽きるまで、忠義を尽くそうとした。
最後まで絶対に諦めない気持ちは、
誰よりも強かったんだろうと思います。


本当に『良い世の中を作ろう』と奮闘していた
一人だったことは間違いないと思っています。
私はそんな石田三成が大好きです!

歴史はさまざまな描かれ方をしますが、
私はどの描かれ方も好きです。
主たる人物が変われば見解も変わって当然で、
そこがまた魅力的でおもしろいと思います。


真実を暴くことが歴史を知る目的ではなく、
知っていく中でビジネスやさまざまなことに
活かせないかな?と考えることがまた、
楽しいのです。


石田三成は、結果だけ見れば
“関ヶ原の戦いで負けた人” というイメージが
世間一般には強いかもしれません。
でも実は、熱い想いを持って生き抜いた
ということも知ってもらえたらと思います。


しかし石田三成については、
一回では語り尽くせませんので(笑)、
また別の機会に続きを書きたいと思います!




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