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あれ、便利なものにはやっぱり甘えるべきだと思う

たまーに料理がつくりたくなるときがある。

たまーに。

そして、今日そんなときがきた。

「カルボナーラ風チーズリゾット」

これが作りたくて作りたくて震えたのだ。

早速、足りない材料を買い出しに行き、ぐつぐつとつくる。

牛乳で米を煮込むのだが、それを煮込んでいるフライパンをみて思った。

「あーこれ、フライパンから取るのめちゃくちゃ面倒なやつだ」

何度も、フライパンに豚平焼きの卵をはりつかせ、ボロボロにした経験から私はそう感じた。あのストレスは地味にすごい。

ただ、うちの家には2種類のフライパンがあって、もう一つの方は、豚平焼きの卵がはりつかず、ツルンと取れる。だから、エースとして、一応こいつを今回起用したのだが、これは無理そうかな〜と思っていた。

スプーンでかきだすか〜と、思いつつフライパンを傾け、皿へ。

つるん。

と、皿へと米は入っていった。

え?

私は目を疑った。魔法かと思った。

フライパンにこべりついた米はせいぜい5粒くらいだった。

私は、エースの期待を超える大活躍に感動した。

すごいよ、ティファールのなんかのフライパン。

ちなみに、はりつく方もティファールなので、正直、両者を分ける違いはよくわかっていない。確実に材質は違う感じはする。

こういった、どこかの誰かの発明が、確実に私の日常を楽なものにしてくれている。

米がへばりついていたら、それだけで食事前の多大なストレスになる。

そういった日常のストレスは、小さくとも、確実に積み重なっていく。

ボディーブローのように、じわじわ、じわじわ。イライラ、イライラ。

しかし、ティファールの誰かさんが、私の日常の小さなささくれをとってくれいる。こういった便利は、ありがたく受け取るべきである。

ストレスを少し減らすだけでも、心には確実に余裕が生まれてくる。

日用品をこだわることは、結構クオリティーオブライフというものにつながっていくのではないか、とつれづれなるままに思うのであった。

あ、でも、はりつく方もティファールだったから、ティファールの誰かにストレス与えられてもいるのか....。細かい話はおいておこう。QOL!


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