
あれ、何もやらなかった日の自責の念が
まじ半端ねぇYO!
何かしらの謝罪会見をしないといけないような気持ちになる。
その日、一日なにもやらなかったというだけで寝付きも悪い。
まあ、大概、そういう日って昼寝してるから夜に目がぱっちりなだけだけど。
朝起きる、うだうだしてもうお昼近くなる。体もなんか重いし、ダラダラする。ベッドの上で、一応本くらいは読もうかと思うんだけど、気づいたら寝ている。夕方になる。そこから何をしたのかよく覚えてないが、夜になり、深夜になり、今日一日を過ごしたベッドの上にまた戻る。はい、眠れない。
そうすると、聞こえてくる声。
「お前は、大切な一日を無駄にしたな」とか「あれもこれもやらなかったな」とか、
それは全部、自分の中から聞こえてくる。
別に誰に責められるわけでもないのに、自分を責めてくる自分の中の自分、あれは一体誰なんだ。
向上心とか、ストイックとか言えば、聞こえはいいんだろうけど。
結局のところ、自分に自信がないんだろう。
ダメな自分には、ダラダラする権利すら許さない。
もっと頑張らないといけない存在だと思っている。
ダメダメだから。
でも、多分、そんなに自分をいじめすぎたら、
本当に頑張りたいときに、自分は味方してくれない。
常に満身創痍の自分を引きずって生きていくことになる。
よし、今後の目標は、堂々とダラダラできる自分になること、に決めた。
道のりは、長そうだけど。
だけど、その時できるダラダラは、きっと至福のダラダラだろう。
爽やかな風が吹く、草原みたいなところで寝っ転がって思いっきりダラダラする。
そんな自分を責める声は、自分の中から聞こえない。
ただ、風に揺れる草の音が聞こえる。
最高だな。
うん、やる気出た。