あれ、数打っても当たらない
暇つぶしの中の暇つぶし、ミクロ暇つぶしゲームをたまに息抜きにやっている。
ピストルや、手榴弾の照準をあわせてバンっとやる。ただそれだけ。しんぷるいずざべすと。暇をこじらせた神々の遊びである。
対戦モードがあって、オンラインでランダムに相手が決まる。これが結構ハマるのだ。
日本だけじゃなく、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、スペイン、エジプト、中国、、、いろんな国の神々たちが対戦相手としてマッチングされ、今はほんと世界中が暇を持て余してるのかなあと思う。
対戦ステージは正直、そんなに種類がない。なのに、これ私は何度やっても勝率が特にあがっていないことに気づいた。同じステージでも勝ったり、負けたり安定しない。勝数が自分よりもずっと少ない人にも平気で負ける。成長しない。
なるほど。ただがむしゃらに数打ってても、だめなんだ。
それじゃ、射的ゲームじゃなく、ただの運ゲー。
そこで、ステージごとにどこに打てば勝てるか、メモをすることにした。(そう、こここそが、暇人の極致、終着駅である)
そしたら、当然のごとく、勝率はダダ上がり。笑いが止まらない。世界征服じゃい。
もちろん、負けちゃうこともあるけど、その負けが単なる負けじゃなくて、次はここを狙おうとかちゃんとした経験になる。勝ちは、更に精度の高い勝ちになる。ラッキーアンラッキーの世界から脱出する。
うん、当たり前。
当たり前なんだけど。
ただ、ふと、自分の人生において、がむしゃらに数だけ打って、人生運ゲーになっちゃってないかと。
こんな当たり前なこと忘れちゃってないかと、ハッとした。
そりゃあ、数打ってもなかなか当たらないよ。
頑張っても、負けることももちろんある。
だけど、一戦一戦をいつだって自分の成長に結び付けられるよう、無駄にしないよう、大事に、考えて挑んでいきたいものだ。もちろん、フッ軽は忘れずに。
外への恋しさを抑えつつ、ゲームから学ぶ今日このごろ。
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