北陸新幹線延伸の功罪ー地元民からー
3月16日に北陸新幹線が延伸しました。私は延伸して開業した加賀温泉駅の近くに住んでいます。その日は延伸のお祝いで駅はすごいことになっていました。あまりに人出が多かったので行くのをやめてしまったくらいでした。
さて新幹線の延伸により北陸から東京へのアクセスが便利になりました。しかし関西方面(大阪、京都)へは敦賀で乗り換えが生じることになりました。
逆に言うと東京からはアクセスしやすくなりましたが、関西からのアクセスは不便になりました。
私は個人的には関西へ向かうことが多いので不便になったと感じます。
以下デメリットを挙げてみます。
乗り換えが発生したこと
料金が1200円以上高くなったこと
到着時間は10分程度しか短縮されなかったこと
敦賀~大阪のサンダーバードが全席指定になったこと
在来線が第三セクター方式の鉄道事業者が運営することになり値段が上がったこと
また新幹線の駅になるということで大型の工事が行われました。それにより駅前、駅ナカが整備されました。そのことによるデメリットを挙げてみます。
駅周辺に駐車場が整備され一時的に車を置いておく場所がなくなったこと
駅が大きくなったので駅内での移動の距離が増えたこと
駅が大きくなったので使い勝手が悪くなったこと
駐輪場が駅から遠くなったこと
駅に向かう近道ができる歩道が全て封鎖されたこと
以上のように地元民にとってはデメリットがたくさんありました。
しかし、北陸新幹線の延伸による経済効果は抜群ということなので、これからが楽しみですね。きっと観光客で溢れかえることになるでしょう。
そうなると京都や金沢のようにオーバーツーリズムが心配されますね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?