俺の神社巡り_9 都農神社(宮崎)、日向市、神武東征船出の地とクイーンニーナ
宮崎県日向市へ
宮崎県日向市に行く。宮崎県には新幹線が未開通、JRもあまり利用されてなく、今どき珍しく、九州の中でも混雑してない印象。観光客が多くないというのは、とても嬉しい。
宮崎県日向市というところ
日向市は祖父母宅があったところでもあり、小学生のころは毎年約1ヶ月ほど夏休み期間過ごした。また、当時、日向市には「雄飛塾」という小学生向けの有名学習塾があり、その先生家族とは、家族ぐるみのお付き合いをしていた。そのご縁であまり勉強は得意でなかったが、雄飛塾に毎年夏と冬に通わせてもらってた、両親と先生と先生家族に感謝。思い出では朝方、雄飛塾に到着すると、入口近くの地面に掘り返された跡があり、モグラの仕業だったとか、蚊や蜘蛛がやたらと大きいとか、都会育ちの俺には初めての経験が沢山あった。雄飛塾から日向市駅に向かう途中に、パンドラという駅前ホテルがあり、そこのレストランで提供されたちゃんぽんがとても好きだった。
祖父母宅は日向市駅から一つ南にある財光寺駅が最寄り。当時は当たり前過ぎて全く気づかなかったが、実家やその近くの家、もちろん雄飛塾にも神棚があり、天照大御神や神武天皇が祀られてた。宮崎という土地柄なのか、田舎なのか、理由は今でも分からないが、当時、自分が接した宮崎の家庭には当たり前のようにアマテラス神や神武天皇が身近な神様として確かに存在していた。
宮崎空港から祖父母宅の往復の際に、埴輪や古墳、記紀の神話などの登場人物や施設など宮崎という土地では馴染みのある、でも今思えば他県では全く馴染みがなさそうなものが多い、という印象。
小学生の時に歴代天皇を短期間で覚えてしまっていたのも、その影響を受けてたのかもしれない。
日向市の幹線道路に国道10号線があり、日向灘に沿って宮崎県を南北に縦断している。思い出深いのが、ドライブイン太平洋。日向灘に面して、抜群に景色映えする立地であり、ニッキ水、ういろうなどが店頭に並んだ。ういろうは親父の大好物で、俺は施設内のちゃんぽん(パンドラホテルのレストランと、ここが俺の2大ちゃんぽん屋)を毎年食べてた。リニアモーターカーの実験施設も近くにあった。懐かしい。現在はStairs of the SEAという施設にリニューアルしているが、GoogleMapにはドライブイン太平洋が閉業施設として保存公開されてる。
道の駅 日向
日向市内の用事を済ませ、国道10号線を南下、旧ドライブイン太平洋を過ぎてすぐに、道の駅 日向で買い物休憩。お目当ては軽い食事かお弁当、少しつまめるフルーツなど。運良く、クイーンニーナ(ひと房1,000円)とシャインマスカット(10粒500円)をゲット。このあたりは都農ワインの産地に近いためか、ぶどう系がとても美味しい。買ったフルーツは今夜の宿で堪能予定のため、しばし我慢。さらに国道10号を南下し、都農神社に到着した。
都農神社
都農神社は日向国一宮・式内社・国幣小社、主祭神は大己貴命(大国主神と同じ)。ちなみに神名で「貴(ムチ)」が使われているのは、大日孁貴(オオヒルメムチ、アマテラス神)と道主貴(ミチヌシノムチ、宗像三神)など、数少ない。
参道は広く、綺麗に整備され、蝉の音以外はほぼ聞こえない。途中、右側に大きな大黒天、大国主神を祀っているので、当たり前か。当社には石持ち神事(神の石神事)という珍しい参拝形式がある。参道に設置された「神の石」を握り、本殿裏に奉納することで、願いが叶うというもの。
手水舎横に自祓所があり、文字通り自分でお祓いができるという、説明書きがあり、もちろんセルフでお祓い完了。拝殿でゆっくり参拝。
本殿を摂社として、素盞嗚神社(スサノオ神)、足摩乳神社(アシナヅチ)、手摩乳神社(テナヅチ)が囲んでいる。詳しくはヤマタノオロチ神話を確認されたし。神石御朱印を受け、美々津に向かう。
神武天皇船出の地 美々津
神武東征。イワレヒコ(後の神武天皇)が美々津から船団で出航した。そのため、美々津は海軍発祥とも言われる。この東征船出の地は観光地化されていないが、道幅もそこそこあり、短時間であれば、駐車して撮影も可能。
東征関連では近くに立磐神社があり、海軍発祥の碑がある(今回は参拝できず)。次の仕事のため延岡に移動。
別府 絶景の宿さくら亭
延岡での仕事を終え、夕方に別府の宿に到着。ここはお部屋(離れ)に源泉(客が手動で温泉と加水ができる)入浴し放題、素泊まりのプランをヤフートラベルで事前に予約完了。この日は約13,000円で泊まれた。なお、絶景とは本館の露天風呂から見える景色が絶景のようで、今回予約した離れには絶景が無い。
離れは平屋造りで他部屋とは建物が違うため、繋がっていない。間取りは和室6畳、4畳程の浴室温泉、脱衣所、トイレ別。今どき(夏休み期間、インバウンド需要)の割に破格のお部屋。
近隣のスーパーマーケット マルショクで晩御飯、ビール、おつまみを買い、17時頃にはお部屋に引きこもる。ビールとクイーンニーナを冷蔵庫で冷やし、お部屋内の温泉へ。当たり前だけど、独占。誰にも遠慮することなく、誰にも邪魔されずに湯に浸かる。計約1時間の入浴後、部屋にてセルフの食事。クイーンニーナがとにかく甘くて、美味しい。一緒に買ったシャインマスカットの立場なし。一泊チェックアウトまで5回ほど独り占め温泉風呂を堪能。