ストリートマーケター 細野潤一さん
講演依頼.comのマーケティング責任者をやっている細野さんにインタビュー。「足をつかい、マーケットを捉えて施策を考える」ことができるスキルを持っている凄腕マンです。
どうも。ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコ1031です。
インタビューは10の質問を通して細野さんの魅力をいっぱい引き出すことに挑戦しています😇
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
1.フリースタイル自己紹介
カヤバ
「細野さん!お久しぶりです!やっとお話伺えますね!」
細野さん
「カヤバさん、お久しぶりです。よろしくお願いします。」
カヤバ
「てか!!そのスニーカーって激レアのやつじゃないんですか!?🤩(zoom越しにとあるスポーツブランドの絶対にレアだと分かるスニーカーが飾られています👟)」
細野さん
「さすがカヤバさん!絶対気づいてくれると思ってましたw
今日はカヤバさんのインタビューということで、招待状が来ないと注文すらできない限定スニーカーを飾っておきました😎」
カヤバ
「さすが細野さん!w(危なかった。。見落とすところでした🙄)
今日のインタビューは働き方と一緒にファッションの話も交えて、聞いていきたいです。
スニーカーの質問項目も用意しました!w」
細野さん
「え?w 需要あるんですかね🤣
僕の話でよければ、ぜひ。」
カヤバ
「もちろんです!😇
では早速お願いします。」
「自己紹介をフリースタイルでお願いします。」
細野さん
「細野潤一と申します。講演依頼.comを運営している会社で働いています。
今の会社は3年目。マーケティングの責任者をやっています。
会社の許可を得て、副業でマーケティングに係るお仕事の依頼もスポットで受けています。
ざっくりここまでのキャリアとしては
・GEOの店長
・タワレコのインディーズのバイヤー
・明光義塾(学習塾)の教室長
・ベンチャーの広告代理店
・大手の広告代理店
です。
チームで働くのが好きな人間です。
転職回数が多くて20代で3回、30代で3回しています。面接受けが良すぎて『面接上手すぎで雇えない』と言われたことがありますw」
カヤバ
「えw ちょっと待ってください!面接上手すぎるとはじかれるんですか!?🙄」
細野さん
「面接が得意で、日々の業務が苦手なタイプの人がいるみたいですねえw」
カヤバ
「確かに流れるようにスーって出てきましたね、自己紹介!(オチまで付けてくれている🤣)
そんな罰ゲームがあるとは。。。」
細野さん
「ww」
カヤバ
「細野さんはキャリアを経て謎の面接スキル獲得したんですね🤩」
2.学生時代を過ごしたファッション
カヤバ
「細野さんTwitterでスニーカーとか投稿している感じ、ファッションむっちゃ好きな感じが溢れ出てるなぁという印象ですけど、どんなファッションで学生時代を過ごしましたか?」
細野さん
「ファッションは好きですね😊
僕はファッションでいうと、すごく良い時代に学生時代を過ごしたと思っています。
中学の時は、まさに、スニーカーブーム真っ只中でした。エアマックス96を彼女が持って、自分は持っていないという事にコンプレックスに感じてしまうような時代w
雑誌は『BOON』や『GET ON!』などを読んでいました。
当時はサッカー部で服はジャージでいい。けどスニーカーはカッコ良く!とスニーカーにこだわりが生まれ始めた時期でした。
・BOON
・GET ON!
カヤバ
「エアマックス狩り!?
コーディネートではなく、レアアイテム持ってるかどうかでカッコ良さ決まる伝説の時代ww」
細野さん
「ですねww その時代ですww」
カヤバ
「実際には通ってきていないのに、BoonやGET ON!とかの名前は服が好きな先輩から、熱心にプレゼンされた記憶があります! 高校時代はどうな感じでしたか?」
細野さん
「高校では、初めてブランドとはなんぞやというを体験した時代です。
周りの友人がどんどん服を買っていて、どっからお金が出てるんだと不思議に思っていましたw
クレジットカードや銀行のカード持ってる友人が多くて、アルバイト禁止なのになんで?って。なぜか、親が裕福な人が周りに多かったんですよね。僕は、違ったけどw
友人たちは一様にブランドのアイテムを買いまくっていて。DCの流行り、勢いを生で感じました。
ヨウジヤマモト、ミルクボーイ、ビューティービースト、コムデギャルソンなどが強烈なインパクト放ってましたね。
・ビューティービースト
・ミルクボーイ
ファッションブランドを中心としたカルチャーや時代の空気感というのに全身どっぷり浸かりました。
その次には、裏原ブームというのがあって。エイプ、ネイバーフット、アンダーカバー、グッドイナフなどが出てきて、すごいワクワクしたのを覚えています。
当時、実家のある三重県に住んでいたんですが、都会に買い付けに行ってたくらいどっぷりカルチャーに浸かってましたねw 」
カヤバ
「三重から買い付けに!?バイヤーみたいっすねw」
細野さん
「確かにw でも、現地に行かないと手に入れられないという体験はすごく興奮しました。」
カヤバ
「僕もアパレルをやってる企画の師匠に「カヤバ、マケリサ(マーケットリサーチ)は足を使え、絶対に雑誌やTVの情報を鵜呑みにするな。それは編集者のレンズで見た世界だ。
実際に時代の生の情報を自分で体験して自分のレンズで世界を見て良いと思ったものを見つけられるようにしろ!」って何度も言われました。
細野さんの生の体験を感じるために動ける力。まじリスペクトです🤩」
「大学に時代はどんな感じでした?」
細野さん
「大学は上京して東京にきたんです!
原宿行き放題!w
1年生の時は飽きもせず毎週原宿に通っていました。
今ではあまり伝わらないかもですが、エイプのお店が空っぽだったんです。」
カヤバ
「え?そんな攻めたディスプレイやったんですか?😯」
細野さん
「いやw そうじゃないんですw
売れすぎて商品が無いんですよ。店内に商品を出すとあっという間にすっからかんになるんです。
かろうじでTシャツ1枚があるタイミングでお店に入店できたと思ったら、目の前で売り切れる。すごい光景でした。
原宿は服好きが集まる溜まり場のようなコミュニティでした。」
カヤバ
「ヤバっ!その時代感じたかったなぁ。
じゃあ大学生はずっとどっぷりブランドにどハマりしていく感じですか?」
細野さん
「いや、実はそうじゃないんですよ。
大学の2年くらいから、服に対しての見方が変わってきて「みんな一緒の着てんな。てか、オシャレなのか?」って思うようになってしまって。一色に染まるというか。着こなしとかがあんまり考えてないなぁという感じ。
そっから古着にいきました。アメリカ、ヨーロッパなどの古着を漁りまくりましたね。ミリタリーの合わせを試してみたり。自分の表現として奇抜な組み合わせを楽しみましたね。
そっから1つのブランドを集めることではなくて、色んな服を組み合わせて世界観を表現するような服の着方をするようになっていきました。」
カヤバ
「僕も古着で全身紫でバチバチでコーディネートした上に真っ赤な浴衣を羽織るみたいなことをして自分だけの世界を生きてましたw
どハマりした流行しているブランドを手放して自分の世界観をアートのように古着で表現できる人って強いなぁって。
僕がTwitterのタイムラインや細野さんと会話した時に感じていた「肩の力が抜けて色んな価値観受け入れられるのに、自分だけの世界観を持っている」という感覚はファッションが背景にあるのかも知れません。」
細野さん
「確かにそうかも知れませんね。僕も古着にどハマりしていた時のファッションは自分の世界観を表現していた時代なのかも知れません。
今は、アイテムをコーディネートの中心にして世界観を作るみたいなことをしています。例えば、スニーカーを主役にして、そのスニーカーにぴったりなコーディネートをするみたいな感じですね。」
カヤバ
「それって、今のマーケティングの仕事に通じている部分があるんじゃないですか?」
細野さん
「確かに!自分が所属している会社のマーケティングを考えるときに、どうやったら会社の魅力を伝えられるかという視点を持てているのかも知れません!!」
カヤバ
「僕は、マーケティングやメディア作りっての基本ってファッションやブランドと自身のコーディネートやスタイリングと似てると思っていて、細野さんのファッションの考え方とマーケティングの考え方にすごく一貫性感じていますw」
細野さん
「初めて言われましたw 」
カヤバ
「はい、僕調べですw」
細野さん
「ww」
3.今までのキャリア
カヤバ
「ファッションのキャリアを伺ったので、次は、仕事のキャリアを伺いたいです。
どんなキャリアを生きてきましたか?」
細野さん
「仕事のキャリアは、学生時代にCD屋でバイトしていたところで始まりました。
その後、ゲオとかタワレコ、学習塾など現場で人と接する仕事ばっかりをやってました。
僕は、人が好き、チームが好きなんです。
当時の自分には、現場が唯一、働くイメージが湧く場所だったのかもしれません。。
なので、オフィスで働くイメージなかったですw
『チームで働いて、お客様の笑顔見れるの最高じゃない?』っていう想いでいくらでもがんばれました。」
カヤバ
「現場主義。いいですねー!!🤩
(僕は、居酒屋でホールやっていた時はキャラを作るとかスイッチ入れないと仕事ができなくてキツかったなぁ。。。🙄
真逆すぎて、眩しい✨)」
細野さん
「はい。生の声やリアクションというフィードバックを感じられるので現場大好きです!」
カヤバ
「そこから今のマーケティング責任者のようなポジションに着くことになるキッカケはあったんですか?」
細野さん
「学習塾で初めて広告を担当したことが、今に繋がってる気がします。
当時働いていた学習塾で扱っていた広告は、SNSやリスティング広告(Web広告)
ではなく超アナログな折込チラシという手法です。
最初すごく違和感を感じたのを覚えています。
折込チラシの広告をするために毎回、高額なコストをかけているのに反応が少ないんです。
それは分かっているけど、全く何も工夫や変化をせずにただ習慣としてやっているというのが、謎すぎてとてつもない違和感を感じました。
『まるで麻薬だな』って。(チラシを配らないと不安だから配っている状態)」
カヤバ
「うわっ!それ!むっちゃわかります!!
広告中毒症状ww
毎月意図もなく提案されて消費されていくリスティング広告40万円みたいな感じですねw」
細野さん
「ww」
カヤバ
「どうやってその違和感を解決したんですか?(あ、細野さんノーコメントやw 大人やなぁ🥺」
細野さん
「足を使いました。
本当はどうなっているのか?という疑問を感じたのでチラシの配っているエリアを歩いて見て回ってみようと思ったんです。
思い立ってすぐに、エリアの地図とタックシール(丸い色の付いたシール)を買ってきて、チラシから問い合わせがあった人たちの住所に目印を付けてみました。今思うと、地味でアナログなことやってましたw
反応が多いのは特定のエリアに集中していることがわかったんです。」
カヤバ
「(おお!すごい!ホームズみたい!!🤩)」
細野さん
「エリアを実際に歩いてみると、お子さんのいる裕福な家庭の方々が住んでいるマンションや商業施設があったんです。
次の広告を出すタイミングで、試しにその地域だけに限定してチラシを撒いたら、今までと同じ数の反応があり、結果としてコストがかなり下がったんです。
今考えたら、当たり前のことでドヤるほどことではなんですが、自分の頭で考えて、自分の足を使って、自分の目で見た情報を施策に反映することによって効果が得られるおもしろさに気づいたんです😊✨」
カヤバ
「素晴らしい体験ですね!
気になったことは、実際に頭使って、足を使って、自分の目で確かめてみる!
やっぱりファッションでやっていることと一貫性がありますね!🤩」
細野さん
「あ。確かにw
買い付けに行っていた時と同じですねw」
カヤバ
「本当に、服をどういう視点で選んで着ているかと、マーケティングは一緒だと思うんですよねw
話逸れちゃいました。すみません🙏
その後はどんな展開になりましたか?」
細野さん
「全然大丈夫ですよ😃
広告の面白さを知ってしまったので、広告やマーケティングにさらに興味を持つようになって、どうやったらもっと学べるのかな?と考えた時に思いついたのが、『広告代理店』で働くということでした。
広告代理店という存在は知っているけど、プロってどうやって広告を扱っているのかを実際に体験したかったんです。
当時は29歳。『最後の勝負だ!』と思って小さい広告代理店に入りました。
そこを選んだ理由は『なんでもやります』というスタイルの会社で、規模も小さいので自分の仕事の領域も手を広げて色々やらせてもらえそうだったからです。
入社して最初に携わったのがテレビ制作でした。ローカルのテレビ局で自社の番組を持ち、その番組内にペイドメディア(広告を出す先のメディア)を作って広告枠として企業に売っていた。この会社、むっちゃうまいこと商売するなぁという感じでした。
ただ、わかったこともあって。『テレビ出るだけだと売れねーじゃん』って。
テレビに出ると売れる!という期待感があって番組やっても、実際に反響が出るのは、Webサイトがしっかり作り込まれているかどうかというのがリアルでした。
30歳の時初めて、サイトが良くないと売れないって気づいた。」
カヤバ
「広告を打ったら成果が出るんじゃないか?という期待感ってわかるっちゃわかりますけどねw
広告を打った後、どうやって着地させていくのか?ということが大事になってきますね。
その会社は長かったんですか?」
細野さん
「会社は私が入社し2年の時、業種転換して、美容の会社になることが決まりました。美容業界で自分のスキルが通用するかわからなかったので大きい広告代理店に就職しました。
リスティング広告で年間予算を数千万円扱う大手1社の担当を全部仕切る仕事をしていました。」
カヤバ
「おお!すごい!結構ハードでしたね!リスティングだと特に。。。」
細野さん
「察してくれてありがとうございますw
朝8時出勤の深夜0時終電まで働きっぱなし。毎日不安でしたね。
大きい予算を扱うということの責任。
動かす分量が相当多くて、大変だったけどすごくやりがいはありましたね。
やりがいはあるんですけど、自分の求めていたキャリアと違うなぁと思うようなことも増えてきた時期に、前職の美容の会社がもう一個、広告コンサル立ち上げることになって、出戻り立ち上げを経験して、その後、今の会社に所属するというのが僕の今までのキャリアです。」
カヤバ
「マーケティングの基礎から広告領域、事業の立ち上げ。
一通り経験できた素晴らしいキャリアですね😇
(ファッションもそうだけど、めっちゃ恵まれてるなぁタイミングといい、時代といい🤩)
4. 所属している会社のアピールポイント
カヤバ
「では、いきなりなんですけども、今所属している会社のアピールポイントを教えてください!」
細野さん
「えw いきなりですねマジでw
・意見が言いやすい環境。
・みんなすごい人がいい。
・組織として仲がいい。
・副業制度あり(自分が提案して通った)
など風多しがいいところですね。」
カヤバ
「むっちゃいい会社のやつ!!🤩
仕事内容ではなく、社内の働きやすさが自然と先に出て来るってなんかむっちゃいいですねw」
細野さん
「あw 全然意識してなかったですw
やっていることも伝えますね。
講演依頼.comは講師さんの紹介事業をやっています。
マッチングではなく紹介(派遣)です。
例えばプラットフォームとして登録した講師さんと企業の講演担当者さんがマッチングする場を作ることもやってはいますが、軸となるのは紹介です。
依頼をする方の目的と求めている効果の希望を聞いて講師をアテンドするという流れをやっています。」
カヤバ
「(気の利いたお見合いみたいだ🤩)」
細野さん
「その他事業は
・社内向け企業研修
・集客イベントへのアテンド
・行政事業、学園祭への紹介
・オンライン講演の配信サポート
などもやっています。」
カヤバ
「おお。手広くやってるんですね!行政事業まであるの知らなかったです!」
細野さん
「そうなんですよ、好評いただいております😇」
カヤバ
「講師が登録する時に喜んでもらえるポイントってあるんですか?」
細野さん
「細かい調整を代わりにやっているところを喜んでもらっていますね。
ホテルの手配や細かいクライアントとの調整や段取りなど、きめ細やかなサポートをしています。
講師紹介業界で、日本で一番最初にインターネットメディアを立ち上げたという面でも信頼いただいています。。」
カヤバ
「専属秘書やマネージャーのような手厚いサポートですね😇
僕、メディアをやっていて、プラットフォームに集客を依存するのではなく、自分の名前で勝負できるように自分で動いて行ってプラットフォームを活用するという姿勢が大事だなぁと思っています。
プラットフォームはめんどくさいことを代わりにやってくれる存在として利用して手数料を払うというスタンスを推奨しているタイプの人なんですが、講演依頼.comを使う講師の方はどんな感じなんでしょう?」
細野さん
「まさにそのスタンスが大事です!🤩
登録されている講師の方で実際に仕事の依頼が多い方はほとんど個人でしっかり動いています。
講師の方は個人の動きは絶対にした方がいい。
そういう方々は、自身のWebサイトを作ったり、SNSをやったりして、プラットフォームはマネージャーのような役割で使っていただいています。」
カヤバ
「やっぱりそうですよね!
人が多いところに登録しただけで集客できるんだったら、皆TwitterのID作ったら何もしなくても集客できるってことになりますもんねw 」
細野さん
「ですですw
おっしゃる通りで、やはり選ばれている人は選ばれるよ
うに動いています。」
5. 愛情設計マーケティングとは
カヤバ
「むっちゃ気になっていることがあって、Twitterの背景に設定している愛情設計マーケティングってなんですか?」
細野さん
「Twitterの背景。ヘッダーのことですかね?
Twitterで出会い、素敵な作品を作っているなって気になっていた、にお さんという方に僕がやりたいことをヒアリングしてもらい、僕を表現するコピーとデザインを制作してもらったものです。」
カヤバ
「細野さんのやりたいことというのが愛情設計ということですか?(愛情設計ってなんだ?🤔」
細野さん
「愛情設計というのは、『マーケティングって言っても結局人だよね、大切なことは「優しさ」だと思う』という想いを言葉にしたものなんです。
元々背景画像に、所属先の会社名を入れたものを使っていたんですが、そろそろ変えてもいいかなっていうのがキッカケでにお さんに相談していたんです。
企業の広報や、マーケティング担当者という肩書きや所属元のブランドというよりも、Twitterでは人としてブランディングした方が、コミュニケーション取りやすいという結論になって、所属先のヘッダーにはいらないんじゃないか?となって今の愛情設計というところに落ち着きました。」
カヤバ
「組織の看板も大事だけど、結局は人を見て判断しますもんね!Twitterでこの人すごいなぁという人っていたりしますか?」
細野さん
「WixのYukariさんとかやばいですよね。人柄がむっちゃ伝わる投稿やリプをされていて、WiXの最近のサービスリリースの紹介した時とか本当にすごい!
全くハードルなくリンクをクリックしてましたw
Twitterってこんなにすごい活用できるのか!って日々感動しています😊」
カヤバ
「Yukariさんマジでやばいっすよね!w
先日の飲食店向けのサービスのリリース無茶苦茶自然で、サービスがいいのももちろんあるんですが、Yukariさんと一度zoomでランチ会させていただいた時に、すごい周りの方に足しての気配りというか安心感というか、むっちゃいい雰囲気を放っていました😇
広報と名乗っているけど、気取っていなくて、フレンドリー。
確かに人を見てサービスのリリースを自分で見たいと思ってクリックしました。
それってすごいことですよね🤩
(そのフレンドリーなYukariさんに初めに言われた一言が『カヤバさんって怪しいアカウントだなぁと思ってました』という。。。🙄」
★サービスのリリースが親しみやすく素敵な投稿の例
★記事執筆中、低浮上の状態からTwitterに登場した投稿が300いいねを超えるとういう愛されっぷり!!
6. 理想の働き方はどんな状態でしょう?
カヤバ
「細野さんの背景や人柄を聞いていて、満足のいく働き方をされていると思いますが、理想の働き方ってありますか?」
細野さん
「そうですね。現状マーケの責任者としてやらせていただいているのですが、欲をいうともっと大きい視野でチームを見たいという思いがあります。」
カヤバ
「見れる範囲と責任を広げていくイメージですか?」
細野さん
「そうですね。もっと上のレイヤーで仕事ができるようになりたいなぁって。
今はマーケ視点が中心になっています。営業や広報、人事など組織を拡張するようなポジションまで見ていける経験したいなぁと。
副業で視野を広げたり、経験値を高めていくことにも意欲があります。
ただし、今やっている講演依頼.comの仕事は、フリーランスで独立してパッとできる規模感ではないので、僕は軸足を組織に置きながら活躍の幅を広げていきたいなぁと思っています。」
カヤバ
「僕は学歴も無いし、組織のガンになるタイプなので、細野さんのように組織やチームで力を発揮できるんだとしたら、所属している組織を軸にしてパラレルに働くようなことをしてみたいなぁっていう憧れがあります😇
細野さん、僕の理想の一つ叶えてらっしゃるw」
細野さん
「ww ありがとうございますw」
カヤバ
「僕はフリーランスで独立しながら、ギルド型組織を支援したり、自分でもフリーランスやパラレルワーカーとチームを組んでプロジェクトに取り組んでいたりするんでちょっと気をつけていることがあります。
パラレルワーカーの方に『このプロジェクトに参加することは、自分の所属してる組織にノウハウや経験を還元できるんですか?そうじゃなかったら、お断りさせてもらってます』と伝えるようにしてます。
やっぱり軸となる会社に納得してもらえる働き方してほしいっていうのがこだわりポイントなんですが、細野さんはその辺どう思いますか?」
細野さん
「それ。本当に大切ですね!
副業制度について、社内で提案した時にもそのポイントは絶対大事だなぁと思っていて、所属先に関わらず力を借りていたり、働く場所を提供してくれている組織に対して義理を通すっていうのは必須やなと思います。
僕自身も、会社で働いているという環境で、視野を広げていく活動もできる働き方を理想に目指していきたいので。
弊社は副業OKにはしているけど、副業の可否の判断基準は、将来的に会社としてメリットがある状態にできるかどうかが大きく関わってきますね。」
カヤバ
「やっぱりそうですよね!
(僕が組織を運営している側だったら、ノウハウ持ち逃げしたり、本業を適当にやったりされると悲しい気持ちになるもんなぁ😭)」
7.スニーカーへの愛の告白
カヤバ
「ここで、いきなり流れを変えていこうと思います😎
スニーカーへの愛を語ってください!」
細野さん
「え?!いきなりですねw
僕にとってのスニーカーは『自信を持つためのアイテム』です。
僕は、自分に自信がない人間なんです。イケメンでもないしスポーツができる人間でもない。お気に入りのスニーカーを持っておくと一歩前に出る勇気をくれるスイッチのような感じです。服もそうです。
靴の種類や色も、色んな靴を持つ。気持ちを変えるために。」
カヤバ
「え!?意外です😯
身につけると高揚感があるという感じですかね?🤔
Twitterでみたり、今後ろにあるスニーカーもそうですけど、結構合わせるの難しい色や形を持っているようですけど、それはどんなことなんでしょう?」
細野さん
「履きこなせない靴、履きこなすのが難しい靴を履きこなすのがかっこいいんです😎
僕が勝手に考えたことですがw
そうすると外にバーンって出た時の自分を好きになれるというか。
だから、靴履くのは気を使います。欲しい靴を買うときは一回コーディネートの中心に据えて、あのジャケットを合わせる、このパンツ合わせるなど、シュミレーションをしてから購入します。
靴が持っている価値やカルチャーをショーアップして見せれる自分でいたいなぁと思うんです。」
カヤバ
「それが、細野さんのスタイルなのかも知れないですね😇
自分の個性を引き立たせるというのは興味がないんですか?」
細野さん
「僕もカヤバさんがさっきおっしゃっていたように、古着で遊んでいた大学時代に『俺が俺がファッション』をさんざんやりまくりました。
今はそれは違うなぁってなってしまって。
一緒のブランドでトータルコーディネートすることもあるし、ストリートとアメカジ入れたり。クラシックなテイスト入れたところにスニーカーで外すのもやる。
主役を決めて演出するコーディネートというのがしっくりくるという感じですね。」
カヤバ
「細野さんのスタイルは、仕事でも一貫していて、所属している組織や関わっている人をショーアップできるようなところにつながっているのかも知れませんね😇」
8. Twitterをやっている理由
カヤバ
「細野さんってTwitterやっている理由はなんですか?」
細野さん
「2つあります。
1つ目はイノベーションを起こすきっかけ作りをテーマに利用してます。」
カヤバ
「おっ!なんか凄そうですね!🤩」
細野さん
「そんな大袈裟なことではないんですがw
日々のタイムラインでのリプでの交流やzoom、その人と実際に会ったりして、新しい自分に落とし込めるものはないかな?いうのを常に探しているんです。
仕事に繋がったり、趣味に繋がったり、ファッションに繋がったり、色んな刺激があります。
その中でコラボレーションしたり、一緒に立ち上げたプロジェクトなどができてくるとすごくワクワクするし、自分の仕事にも返ってくるので最高ですね。」
カヤバ
「おお!なんかわかる気がしますw
僕も今Twitterで繋がった方に予算を用意して一緒にプロダクト作ってみよう!っていうプロジェクトやってみたりしていて、なかなか刺激的です😇
もう一つはなんですか?」
細野さん
「二つ目は、息抜きです。
テレワークであっても、社内のコミュニケーション含め、カッチリ固い感じで仕事していることが多いんです。で、意識をしてTwitterでわちゃわちゃリプライで遊ぶようなことをしているんですw」
カヤバ
「大事ですよね息抜き。僕は友達と会うのと同じくらい、Twitterのリプでやり取りしていることが楽しいので、すごい共感です😇」
9. Twitterで繋がりたい人はどんな人
カヤバ
「Twitterを楽しく活用しているようですが、Twitterで繋がりたい人ってどんな人ですか?」
細野さん
「自分にない物を持っている人。ですね。
今、Twitterで繋がっている人で言うと。
ホンマさんって、言いたくなるけどどうしよっかなw
ホンマさんと同い年なんです。けど投稿の仕方全然違う。通ってきた道全然違う。そういう人は刺激になります。
僕は会社で雇われてる身ですが、ホンマさんはフリーランス。働き方は違うけど考え方の根本が違うけど近いというか。やっぱり特別感はありますね。」
カヤバ
「ホンマ先生は別格ですよねw
ホンマ先生のような人に会ったことがなくて、本当に僕も日々楽しませていただいております😇
自分にないものというとTwitterではアナログでは繋がれない人と繋がれますよね」
細野さん
「そうですね!それが本当に楽しいです!
アナログには出会えない人と出会いたい。
絶対に話せない人と話せる。不思議な感覚です。
仲間や一緒に仕事できる可能性があることが楽しい。
うちの会社でLPを作るという話が出た時に、Twitterで繋がったホンマさん、ユキックスさんを自信を持って提案して話が通り、その後、お二人に紹介してもらったあやかさんの3名と一緒に仕事ができたのが僕の中で結構大きいことです。
ホンマさんのチームの仕事は社内で好評でした。
こういう感じでコラボレーションできるのが最高です。
別の事例でいうと、ライターさん募集してTwitter募集して40人くらい集まった。
その中に良い方がいて、実際に記事を書いていただいた。
そういった経験から学んだのは今まで自分が見えていない景色だから勉強になるってことです。
これからも、そういった新しい経験や新しい価値観を持った自分とは違う感性を持っている人たちと繋がっていきたいですね。」
カヤバ
「間違い無いっすね!😇」
10.最後に一言(ここまで読んでくださった方にメッセージ)
カヤバ
「もう、こんな時間が経っている!? すみませんちょっと時間押しちゃいました🙏」
細野さん
「いえいえ大丈夫ですよ!無茶苦茶楽しくお話しさせていただきました!」
カヤバ
「ありがとうございます(器デケェ🤩)
では最後に、ここまで読んでくれた方にメッセージをお願いします。」
細野さん
「誰に向けてのメッセージなんでしょうねw
このインタビューは、フリーランスの方、または、僕のように会社員の方など、いろんな方に読んでいただいていると思います。「会社に属し働くこと = オフィスに出社し9時-17時で働く」と、ルールに縛られて窮屈なイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、今この時代だからこそ、縛られない柔軟な働き方を社内に提案して、自分でキックして、組織の働き方を変えていくことが実現できるチャンスってあるのかなと思います。僕の話が、少しでもヒントになってくれれば嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!」
まとめ
マーケティングの達人の細野さんのインタビューをさせていただきました。
いやぁマジで、一次情報をしっかり取りに行っているマーケターの方は意外といないので、すごくワクワクする体験をさせていただきました😇
データを解析するだけ、フレームワークを流暢に喋れるだけじゃない。今、現場で起こっている出来事とその空気感まで感じ取れる感性や市場分析能力は、細野さんが着てきたファッションやブランドの歴史にも通じているなぁと感じています。
細野さんは、ストリートなマーケター「ストリートマーケター」です。
最高のインタビューでした!ありがとうございました🧙♂️✨
※過去のインタビューはこちらから