【記事ピックアップ】三井住友FG、GoogleのAI採用でDX加速
こんにちは!
このnoteでは、現役銀行員や銀行出身者の方向けに役立つ情報をお伝えしています。
今日は、以下の記事を取り上げたいと思います。
三井住友フィナンシャルグループ(FG)が最先端の人工知能(AI)活用にアクセルを踏む。
米グーグルが開発した自然言語処理に特化したAIである「BERT(バート)」をベースにしたAIシステムをこのほど開発した。SMBC日興証券など2社のコールセンターの照会応答支援業務を皮切りに、三井住友銀行をはじめとするSMBCグループ全体で活用する。同AIシステムの外販も視野に入れており、国内金融機関にBERTの導入が加速する可能性がある。(前掲記事より引用)
コールセンターのオペレーターが、お客様からの問い合わせを受けた際に、端末に検索用の文章を入力すると、自動でFAQが返ってくるという代物です。
すでに導入しているAIシステムと比較すると、学習効率や正答率が高いということで、まずはSMBC日興証券・三井住友カードのコールセンターで利用し、ゆくゆくはSMFG全体での利用や、外部への販売も視野に入れているとのことです。
BERT(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)は、Googleが2018年に開発した自然言語処理モデルです。質問文の文脈を理解して回答を返すことができるという特徴があります。
記事の中にもあるように、銀行には膨大な文書が日々作成され、保管されています。それらの文書データを活用することで、与信判断のサポートや、営業担当者のサポートなど、幅広な活躍が期待できます。
現にアメリカの資産運用の世界では、ロボットアドバイザー(AI)を営業担当者が活用してお客様に提案をするという、AIと人とのハイブリッド型提案が行われています。
事務だけでなく、営業やマーケティングなど、幅広い業務において、AIが活用される世界が来るのも近いかもしれませんね。
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このnoteでも、銀行員・銀行員OBOGの方が、役立つさまざまな情報をご提供できればと思っております。
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