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ビジネス

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20年、600社をサポートしてきた経験から書けることを少しずつ書き留めていきます。
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2018年6月の記事一覧

20年間 市場でトップシェアを持つNEC

 NECと聞くとパソコン、次に折りたたみ式ガラケーを思い浮かべる方が多いのでは無いでしょうか。実際、90年台のパソコンはほぼNECが市場を独占しているような状態でした。PC9801シリーズなどはうっすらと聞いた覚えがあるのではと思います。しかしその後、NECはパソコン事業を中国レノボとの合弁会社にし、その後持ち株の大半を売却しました。携帯事業についてもNECカシオモバイルコミュニケーションズに事業移管したのち、同社を解散しています。かつてNECのブランド力を飛躍的に強めた製品

"トップ3まで" 目標設定で未来は変わる。

 大企業から中小企業までこの20年で600社近くサポートしてきましたが、どれが1番というのはなく、1つ1つのクライアント、1つ1つの業務が常にベストの思い出です。  仕事柄、企業の新製品技術の深い部分からマーケティング、新商品戦略検討の現場にいるわけですが、それぞれのプロセスのあり方、考え方などの特徴は企業によって種々多様です。全てが勉強になり、その知識や経験が今の自分を支えています。その役割において学べた事の1つで、自分にとって明確に学びを与えてくれた"BIG IMPAC

協業と共業。

 まだ九州縦断記が終わっていませんが、筆休めとして今日は少しビジネスに関する事を書いてみたいと思います。  ビジネスにおいて提携という話は日常であるわけですが、よく聞く言葉が「協業」という単語、字的には協力してビジネスを展開するという意味ですが、三省堂の辞書にはこのように書いてあります。 同一の生産過程あるいは相互に関連のある生産過程で,多数の者が計画的に協力して生産に従事する形態。 → 分業  個人的にはピンとくる内容でした。目指す姿に到達するために必要な要素となる人