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外国人採用のスペシャリストが教える! 採用率を上げる3つのポイント
「外国人の採用」と聞くだけで腰が引けてしまう人事担当のみなさん、こんにちは。
Guidable(ガイダブル)のカスタマーサクセス部リーダーの島田です。
現在、採用活動も力を入れておりますので、お気軽にご連絡ください!
わたしは入社してから3年、カスタマーサクセスの部署でお客さまの外国人採用を成功させるお手伝いをしてきました。
その中でみなさまがよく悩まれている3つのポイントをご紹介するとともに、その対策についてご紹介いたします。
Guidableで在留外国人を採用いただく際、「応募」➡️「通電」➡️「面接」➡️「採用」のフローで採用割合は1/10程度です。
その中でもっとも肝心なのが、「通電」➡️「面接」までのフェーズです。
採用フローは一般的に1.応募、2.面接、3.採用と大別されますが、
1.通電するまで
2.電話およびメール選考
3.面接までの期間
4.面接
5.面接後
6.内定受諾
とGuidableでは6つのフェーズに細分化しています。
これにより、それぞれのフェーズに対して、具体的な解決策を立てやすくなります。
この中でもとくに1〜3の改善を弊社では重視しています。
「応募」→「通電(電話・メール選考)」までに応募者の60-70%まで絞り、「通電」→「面接」でも20-30%まで絞るかたちになるため、このフェーズでよりいい人材をどれだけ残せるかがカギとなります。
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ではこれらのフェーズでは、具体的にどのような対策が必要なのでしょうか?
それぞれ説明していきましょう。
連絡が取れない? "ゴールデンタイム"を狙え!
「応募してくれたのに連絡が取れない」。
外国人採用に限らず、人事担当者にとっての悩みの代表格でしょう。
とくに外国人は日本語レベルやビザなどの条件についても重要な要素ですから、優良な採用候補と連絡が取れないのは頭痛の種です。
しかし実は外国人応募者には"ゴールデンタイム"が存在するんです。
お昼の休憩タイムや夕方の遅い時間など、いわゆる通常業務が忙しい時間帯以外に連絡をすることで、通電率が上がることがわかっています※。
またGuidableでは通電までに平均2.8回の連絡を行っています。
上記の時間帯に最低3回の連絡を実施するとともに、1,2度連絡が取れなかったことにめげるのではなく「あと1回だけ」という気持ちで、最低3回は連絡を取るようにしましょう。
※Guidable調べ
![](https://assets.st-note.com/img/1680744328879-57JWfODZ6u.png?width=1200)
また在留外国人への連絡は日本語で…という気持ちもわかりますが、英語のSMSを送ることも効果的です。
「英語じゃないと連絡が取れない人材は要らない」と思われるかもしれませんが、そうしたきめ細やかな対応が、候補者の態度変容につながりますし、そうした人たちの中にも日本語が流暢な方や読み書きが可能な方は数多くいらっしゃいます。
意思疎通が難しい…いえ、"キラーワード"を使いましょう!
せっかく通電しても、コミュニケーションが不調に終わってしまう…なんて方も少なくないでしょう。
理想は日本人と同様にコミュニケーションが取れる相手ですが、もちろんすべての在留外国人にそのようなスキルがあるわけではありません。
Guidableが大切にしている在留外国人とのコミュニケーションの要点は、以下の3つです。
ポイント1:打ち解けるかどうか
1つ目は「過度な敬語の使用を避けて、ただ打ち解けること」です。
候補者の日本語レベルは単なる日本語検定のレベル感ではわかりません。
そこで平易な日本語で、応募者の日本語能力を探りながら会話をスタートすることが大切です。
ポイント2:オープンクエスチョンを心がける
2つ目は「質問はオープンクエスチョン」で行うことです。
"はい"と"いいえ"で回答できるような質問を投げかけることが、相手の人物像を捉えるのに適当と思いがちですが、本人の思いを深く知ることができず、会話がちぐはぐになりがちで双方にメリットがありません。
応募者が自ら語りたくなるような、気持ちのいいコミュニケーションを心がけてください。
ポイント3:本人の希望と仕事内容
最後の3つ目は「コミュニケーション量を増やし、本人の希望と仕事内容を入念に確認する」ことです。
応募者本人の意志が最も重要で、無理に面接を設定してしまっては直前辞退やバックレに繋がりやすくなってしまいます。
人事と候補者であって、配属先ではあまり関係がない社員かもしれませんが、そこは人と人。
応募者とコミュニケーションを深めて、自社のポジションと本人の希望が合致するか、人事の本分に立ち返って採用を目指しましょう。
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面接後の辞退が多くて…電話選考中の対応が肝心!
最後は「面接バックレ」を防ぐコツです。
こちらも肝心なポイントはおもに3つあると考えています。
応募者のモチベを上げる!
最初のコツは、「応募者のモチベーションを上げる」ことです。
外国人の方は日本人よりも多くの求人に同時に応募しています。
会社やお仕事、担当者の方のいいところを伝え、モチベーションを上げていきましょう。
面接案内は文章も準備、見返せるように!
つづいてのコツは「面接案内は文章に残し、見返せる手段で」ということです。
日本人ほどきめ細かくスケジュールを管理していないケースも多いため、メールもしくはSMS、LINEなどで案内しましょう。
日時、場所、持ち物等を応募者が見返せることがポイントです。
会社の所在地については、Google Map のリンクも送ってあげるとベストですよ。
案内が届いているかの確認、リマインドは必須!
最後のコツは「面接案内が届いているかの確認と前日リマインド必須!」。
案内は送りっぱなしではなく、届いているかまで確認しましょう。
実際には案内から届いていない事例も散見されます。
前日には必ずリマインドの連絡を入れてください。
このように人事の基礎と在留外国人ならではの特徴にあわせた対応が求められるのが、外国人採用の勘所です。
外国人採用で迷ったことがあったら些細なことでも構いませんので、弊社までなんでもお尋ねいただければと存じます!