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ティンティン・ウリア 共通するものごと  9/21〜1/5 広島市現代美術館

広島日帰り旅行なので、下瀬美術館に行ったあとは県立美術館と迷ったが、現代アートの方が好きなのでこっちにした。

こちらは外の彫刻もとてもいいので気に入っている。


ティンティン・ウリアは中国系バリ人らしく、「自身の民族的マイノリティの経験を元に美的オブジェクトが人々をつなげ得ることに気づく」というコンセプトで作品を作っている。

インドネシア政府の中国文化迫害というを今まで知らなかった。自国の文化を守るという国の方針もわかるし、住んでみるといろいろな問題があるのだろう。


結構難解なものが多いが、「人をつなげる」ということを念頭に置けば少しは理解できた気がした。パスポートの作品で国境を曖昧にさせる作品は象徴的だ。

河原温へのオマージュ作品もある。世界のどこかではなく、世界のここで起こっていることを赤で現していた。


コレクション展はかなり豊富で楽しめた。たぶんほとんど撮影不可。

北辻良央の「ヒロシマ」という作品がとても気に入った。


路面電車っていいよね。

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