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座り過ぎがなぜ悪いのか

座り過ぎが健康に良くないのはみなさんもご存知でしょう。
実はこんな研究結果もあるのです。

運動しても消えない座り過ぎの弊害

実際にシドニー大学の研究によると

・1日11時間以上座っている人は、1日4時間の人と比べ、ガンなど死に至る可能性のある疾患にかかるリスクが140%高くなる
・その人が座り過ぎを改善しないまま、毎日30分の運動をしても、そのリスクは相殺しない

と言われています。

なぜ座り過ぎが良くないのか?

座り過ぎが健康に良くない理由は、以下の3つの要因によるものです。

1. 運動不足

長時間座り続けることは、身体活動の機会を制限します。適度な運動が行われないと、筋力や心血管機能が低下し、肥満や代謝異常、心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。

2. 姿勢の悪化

長時間同じ姿勢で座り続けることは、筋肉や関節に負担をかけます。例えば、長時間デスクワークを行う場合、腰や首の筋肉が緊張し、姿勢が悪くなります。これにより、筋肉のバランスが崩れ、痛みや不快感、姿勢の悪化が生じる可能性があります。

3. 代謝の低下

座っているときは、エネルギー消費が低下し、脂肪の代謝も鈍ります。これにより、血糖値の上昇や脂質異常、糖尿病、心血管疾患のリスクが増加する可能性があります。また、座り過ぎることで血液の循環も悪くなり、むくみや静脈瘤などの問題が生じることもあります。

どうすれば良いのか?

これらの理由から、座り過ぎは健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、
・適度な運動
・姿勢の改善
・頻繁に立ち上がる
・スタンディングデスクなど環境の改善

などを取り入れて、座る時間を適切に調整することが重要です。

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