罪悪感
こちらの記事の中で紹介している『しろくまカフェ』の中に登場する、パンダくんは動物園でアルバイトをしている ↓ ↓ ↓
勤務状況は週2回。それでもパンダくんは大変らしく、常日頃「週1にならないかなぁ」とこぼしている。そんなパンダくんにいつもイライラしていたわたし
蓋を開けてみたら、わたしは彼と同類だった・・・・いや、若干同じ匂いは感じてはいたんだけれどね。改めて認識すると、拒絶反応が (;^ω^)
こんなわたしでも、極々稀に「お仕事やってみない?」とお誘いの言葉を受けることがある。もちろん即答で「ないです」と答えるのですが、たまに揺れることもある。でも、週1でいいなぁと思っている
だめじゃん💦
そもそも「仕事はしない」と豪語しているわたしに「どうかな?」と投げかけてくる時点で無理な話なんだけれど、それでも「ボランティアだと思って」と、主に子どもとかかわる仕事を紹介してくれる友人がいる
多分、読み聞かせをやっているから「子ども好き」と思われているんだろうけれど、実はわたし、得意ではない
子どもは「好きか?」と聞かれれば、嫌いではないと思うのだけれど、本音は子どもたちと「なにを喋っていいのか解らない」という、根本的なところがダメなのだ
童心という意味ではおそらく、他の大人(って言い方変だけれど)に比べれば、激しくアピールできるだけの素質は持っているのだろうが、だからこそ、話が合えば子どもと盛り上がることはできるけれど、やり過ぎてしまう
童心は備えていても「オトナ」には変わりなく、時々それを振りかざしてしまうきらいがあり、結果的に子どもを不愉快にさせてしまっているように思う。我が子ではない、よそ様の大事なお子達に「オトナ」の切り札を漫然と振りかざすのは、大人気ないし、あってはいけないことだと思っている。まして教育の現場では特に、だ。だからわたしには、10分でお別れする読み聞かせが合っているし、なにより読み聞かせは趣味だったりする ⇐ 最近気づいた
趣味は責任感が薄い。責任感がないとは言わないが、仕事程の重さはない
だから、子どもに係る仕事こそ、わたしはやってはいけないと思うのだ
でも今回、ちょっと魅力的なお仕事のお誘いだったから、少し悩んでしまった
仕事をしなくなってからもう15年も経っている。それにわたしは就職したのはただの一度だけだ。ビビるのも無理はない。でも足踏みした
結局仕事はお断りした。たとえパートだろうと、たとえ週2日だろうと、決められた時間に拘束されるのは、やっぱり無理だと思ってしまった
いろんな人に相談をした。わたしを知っている、わたしの悪癖を把握しているひとに聞いてみた「どう思う?」って。答えは皆「やってみたら?」だった。でも、ただひとり妹だけは「ないでしょ」と言った。さすがだ
結局度胸がなかった。新しいことを始めるにはいい機会だとも思った。仕事というからにはお金が発生するわけで、それはとてもありがたいことだった。でも、やっぱりわたしの出した答えは「NO」
情けないとは思うが、それが現実だ。まだまだわたしは、いや、もうわたしにはその一歩が重い。後ろ髪惹かれていようが「NO」なのだ
パンダくんにイライラしている場合じゃない。自分にイライラすべきなのかもしれない
私事にお付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _)>