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書くひと*登場人物が多い(汗
わたしの小説が長編になってしまうことのひとつがここにある
小説を書くときわたしはプロットを作らない。というか作れない。偉そうに言うところではないが・・・・でも、多分ダメなヤツ
夏休みの計画表を盛りだくさんに書き込み、綺麗に装飾しそれを休み明けに提出するまで汚すことなく素敵な壁掛けに仕立てられるわたしが自信を持って言えるのは、プロットを立てるとそれだけで満足して素敵な年表が出来上がったところで計画倒れになることが目に見えている。なぜなら、わたしの小説のストーリーの始まりは計画されたものの中からは一切生まれず、だれかのセリフだったり1枚の絵だったり、そういう断片的ななにかからしか派生しないからだ
ひとつのセリフで、最低2~3人の名前が必要になる。聞き手とセリフの当人、必要に応じてその傍観者。そこから主人公をだれにするか、どんな名前でどんな性格なのかを考え始めたところで小説というフレームが立ち上がる。だがまだそれが、恋愛小説なのかファンタジーなのかは決まらない。もっとも最近は恋愛小説しか書いていないが
本来ならここでどんな内容にするかざっくりと考えるべきなのだろうが、まだストーリーには至らない。セリフを膨らませるために人格形成を施したあと、家族構成を固め年齢に到るまでの経歴を作り、さらにそこに係る数名の名前を考え・・・・を人数分繰り返す。ここでモデルロールができあがる
なによりこの時間がいちばん楽しい
でも多分、時間をかけ過ぎなんだと思う
時間をかけ過ぎるとぽしゃることも多々
名前を考えただけで満足することもある
世界観が出来上がり、ひとつの小説としての相関図を組み立てる。それはまるでドラマの製作図をまとめあげるかのように、それぞれのプロフィールを作り、主要人物は生まれてからそれまでの年表を作る。登場人物の名簿の出来上がりだ
ここから更なるセリフが出てくれば、LUCKYだ
そこからようやっと小説が始まる
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