バターケーキとトリノアシ
クリスマスの思い出というと、思い出すのがこのふたつ
バターケーキ、嫌いだった
でも父親が好きでね、ひとりで食べてた
なんであんなの食べられるんだろうって思ってた
でも美味しそうに食べてた
なんだったらケーキの上に乗ってる、チョコレートでもない歯に詰まるようなサンタの砂糖菓子とか、あ~いうのも好んで食べてた。不思議とわたしたち子どもが好まないものを食べていたけれど、あれは父にとっては懐かしい味だったりしたんだろうか?
クリスマスになると、スーパーの総菜コーナーにリボン付きの鶏のもも肉があって、あれもわたしは好きではなかった。でも父はそれが大好きだった
父は幼い頃に鶏肉を散々食べたから、あまり鶏肉は好きじゃないと言っていて、から揚げもあまり好んで食べてはいなかったように思う。でもクリスマスの骨付き肉はかぶりついてた。だから調理の問題なのかな、と思う
クリスマスというとそんな父の姿を思い出す
もういないひとだからなのかな?
でもうちでいちばん大事にされてたんだなって思う
それが今はうれしい
お父さん、いつもなにを楽しみに生きてるんだろうって思ってた時期がある
特別夢中になることもなくて、ただ働いて・・・・
でもそれなりに楽しいこともあったのかな? あまりそんな話もしたことないけど
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