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つっぱり棒

子どもたちがまだたどたどしい会話をしていたころ、8ヶ月ほどアパート暮らしをしたことがある。当時のわたしは収納上手だった笑
色んな長さ、太さのつっぱり棒を持っていた笑笑

あのころは婚礼箪笥とベビー箪笥、ドレッサーと僅かなわたしの荷物しかなかったから、別に頭を使って収納云々なんかを考えなくても良かった。ホントはね。でも、掃除も嫌いではなかった

はて、なにをしまいたかったのかな?

いちばんの大荷物である雛人形とか内幟とか、日本人形やら羽子板×3に破魔弓は、まだ嫁ぎ先に置きっぱなしだった。掛け軸もあったかな?
そのあと戸建ての借家に移ってからも5年くらい放置して、元旦那さまのところに子どもが生まれたタイミングで「引き取ってくれ」と言われ、妹の家の押し入れに間借りしてたっけね
8mの鯉のぼりや家紋入りの幟は燃やされたのかしら? 泳ぐところもないけれど

母子家庭で、パート勤めで、生活は困窮していたにもかかわらず、何故か頭の中には余暇があった。心だけは潰れずに豊かだったあのころ

保育園や幼稚園の持ち物は、母親の「手作りのもの」でなければいけない。布団カバー、手提げbag、使ってないシーツをカーテンに作り直したり、自分の着古した薄手のワンピースをカフェカーテンにしてみたりと、毎日のようにミシンを動かしていた
そう思うと懐かしいな。最近はわんこの服か裾上くらいでしかミシン使ってない

貧乏なのに掛け持ちで仕事をしようとは至らず、お給料の半分が家賃でなくなるからひたすら光熱費を節約しつつ、子どもたちと触れ合う時間を優先していた。いやぁ楽しかった。通帳を眺めて「いつか家を建てる」なんて夢にも追いつかないことをできると思っていたから不思議だ

結果的に家は建ったけど、自分の力でもない笑

あれから17年・・・・
現在の我が家はぶた小屋と言われても仕方のないくらいにもので溢れかえっている。そう、汚いのよ。収納上手どこいった?ってくらいには頓着していない

今年は本気で家の中をスッキリさせようと思っていて、そういえばあのころ「よくつっぱり棒使ってたなぁ」なんて思い出して、とりあえずトイレの中をスッキリしようと、収納上手だと自負していた頃を思い出した。ただそれだけ

まぁスッキリはしたか?
でももうちょっと本腰入れて、いらないものを捨てていこうと思う

いちばん要らないものは、服かな
さて、ゴミにするか売りに出すか、でも売りに出すのもめんどくさいからやっぱり捨てるか。なんとかしなきゃなぁと思う今日この頃
孫が遊びに来るには危険な我が家をスッキリさせたいかな

できる気もしていないけど、やらなきゃならない
がんばれ自分!(▭-▭)✧




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たゆ・たうひと
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