不登校児はもっと増えた方がいい
どうやら不登校児童の数が増えているらしい。
確かに統計を見てみると、平成30年あたりから急激に不登校児童生徒数が伸びていることが分かる。そして令和4年度には過去最多の30万人弱にまで一気に増えている。
全国の小中学生の人口は大体900万人なので、全体の約3%は不登校児ということになりそうだ。
これを多いと見るか、少ないと見るか。
私はまだまだ少ないと見ている。というより今後もっと増えていくだろうなと予想している。
なぜなら学校という教育機関が明らかに時代錯誤だからだ。運営方針もカリキュラムも熱弁を振るう教師も、何もかもが時代にマッチしていない。
「時代錯誤とはまさに学校のために使われるべき言葉なんじゃないか」と、つい錯覚してしまいそうだ。
また、いじめの発生件数も増えている。因みに上記の統計は認知した数をカウントしただけなので、潜在的ないじめの件数はもっと多いと予想される。そしておそらく、いじめが増えたことも不登校者数の増加と無関係とは言い切れない。
要するに何が言いたいかといえば、いじめられるリスクが常に存在している時代錯誤の教育機関に誰が通いたいのか?ということである。
私の時代でさえそうだったのだから、今の子供たちは余計にそう感じているのだろう。それが数字になって表れたというだけ。SNSが浸透した影響も相まって、この流れが加速することはあっても緩まることはないだろう。これはあくまでも序章に過ぎないと言える。
そもそも子供自体の数が減少しているにも関わらず、いじめや不登校の数は増加しているとなると、「日本の未来は暗い」という結論に至らざるを得なくなる。このままジワジワ増えるくらいならいっそのこと誰も学校に通わない方がいいんじゃないか。授業ボイコットならぬ学校ボイコットを全員でした方がいい。
冗談っぽく書いたけれど、冗談じゃない。
その方が結果的に文部科学省や教育関係者も変化に対応せざるを得なくなる。それくらいしないともはや教育システムは立ち行かない段階まで来てしまっているように思う。
もしかするとわざわざ書くほどでもなかったかもしれない、と言えてしまうことがまた絶望的である。
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