精神世界の魅惑について
精神世界は面白い。
そもそも自分が精神世界に興味を持ったのはとある体験をしたから。
その体験とはワンネスと呼ばれるもの。ワンネスとは簡単に言ってしまえば「全ては一つである」という感覚のことを指す。あくまでも感覚的な話なので(言語の領域を超えている)、どういったものかを他人に説明するのは難しい。しかし「大きな存在に包まれているかのような心地良い感覚だった」とだけは予め言っておきたい。
ワンネスは主にスピリチャル界隈で使われる用語だが、仏教や量子力学でも似たような概念が存在する。ある科学者の動画を視聴した際、「潜在領域と顕在領域の回路がリンクした瞬間」と説明されており、その説明が一番しっくりと来た。
(ふと思ったのは、もしかすると潜在意識を顕在意識が認識した(捉えた)状態をワンネスと呼ぶのかもしれない。換言するなら起きながら寝ているみたいな話かなと。考察しがいがありそうなので後日また別の記事で書くかも)
さて、そんなワンネスを体験してからというもの私はすっかりと精神世界にハマった。その流れで色んなサイトを調べたりもした。
その結果わかったのは精神世界は思考世界と似ている。どちらも宇宙のような広がりがあるという点において。違いがあるとすれば脳を使用するか、心(心を脳の機能というならどちらも脳ということになる)を使用するかくらいのもので、どちらがどうということはない。
一方で明らかに自分は思考優位な人間であるため(それまでの人生で使い倒している分)思考には結構飽きている。「論理と言語のゲーム」。それが思考に対する印象。要は量と組み合わせの問題だと認識している。
その一方、精神世界は魅惑的だ。まだまだ分からないことの方が多く、現在の私の興味関心領域となっている。中でも「潜在意識」「顕在意識」「非言語コミュニケーション」「愛」は大きなウェイトを占めており、目下の研究対象と言えるだろう。
(そしておそらくだが、私に足りていないものはこの辺にあるような気がする)。
まぁとにかく私の中では「思考の旅」はある程度探索し終わり(成長の限界を迎えたとも言えそうだ。ちなみに人間の脳の成長段階とも大体一致する年齢)、新たに「精神の旅」を歩み始めた。いつ終わるかは分からない。すぐ終わるかもしれないし、一生終わらないかもしれない。どちらにしても暇つぶしだと思って楽しもうと思う。
そう言えば時代の流れ的にもちょうど「物質」から「精神」へと傾きつつある。そのため、今後は「精神」についての議論が増えていくような気がしている。
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