見出し画像

親子でハマる!クリスマスプレゼントにオススメの絵本3選

「あなたに本の処方箋、お出しします」
こんにちは、ブックカウンセラーのぐでです。

少し早いけれど、そろそろクリスマスの準備が気になる季節ですね。
プレゼントに何を贈ろうか迷っている方も多いのではないでしょうか?

私は「ブックカウンセリング」という、カウンセリングと選書を組み合わせたサービスを提供しているのですが、その中でも「子どもに本をプレゼントしたい」という相談をよくいただきます。
本は長く楽しめる贈り物ですし、親子で一緒に読む時間は心に残る素敵な思い出になると思います。

そこで今回は、幼稚園から小学校中学年くらいのお子さんと一緒に楽しめる絵本を3冊ご紹介したいと思います。
ちょっと変わったユーモアや、家族で話が弾むアイデアが詰まった本たちなので、ぜひプレゼントの候補にしてみてくださいね。



親子でハマる!クリスマスプレゼントにオススメの絵本3選

① パンダのおさじとフライパンダ

まず最初のおすすめは『パンダのおさじとフライパンダ』。
この絵本には、愛らしいパンダのおさじが登場します。
普通のおさじが、どうやって「パンダのおさじ」になったのか、ユーモラスでほっこりするストーリーが展開されます。

さらに、お話の中でパンダのおさじが踊るシーンがYouTube動画にもなっているので、ぜひ親子で一緒に見てみてくださいね。

子どもと笑いながら読めるので、親子で過ごす夜の時間にぴったりの一冊です。



② くみたて

次にご紹介するのは、田中達也さんの『くみたて』です。
この絵本は、身近なものが組み合わさって生まれる面白い形やアイデアにあふれています。
田中さんのアイデアは、私たちの「ものを見る目」を変えてくれるかもしれません。

同じく田中さんの著作『みたてのくみたて』も一緒に読むと、「どうしてこんな組み合わせを思いつくのかな?」なんて会話も広がることでしょう。

親子で「これは何に見える?」なんて楽しみながら、一緒にものの見方を探究してみてはいかがでしょうか。



③ モモ(絵本版)

最後は、ミヒャエル・エンデの名作『モモ』の絵本版です。
2024年10月にエンデの名作刊行50周年記念として発売された最新作です。

エンデの原作『モモ』は、不思議な少女モモが時の流れの大切さを教えてくれる物語。
今回の絵本版では、小説版の前半部分が絵本として再構成されています。
物語の序盤、モモと街の人の交流の様子だけでも、その深みと愛のある世界観に親子で読み入ってしまうことでしょう。

絵本を通じて物語の世界を親子でたっぷり味わったら、続きの小説版を一緒に読んでみるのもいいかもしれません

子供たちにとって小説を読むことの大きなハードルは「文章だけで描かれた世界を、頭の中で想像すること」。
絵本を先に読めば、登場人物たちの姿や性格、街の様子を知っておくことで、そのハードルを低くすることができるでしょう。
子どもたちが本の世界に親しみやすくなる、心温まる一冊です。


親子で読書を「体験」する時間を

最近私は『東大発!1万人の子どもが変わった ハマるおうち読書』という本を読みました。

今では、読書を習い事として取り入れるご家庭も増えているそうですね。
その選択も素敵だなと思いますが、私個人としては、読書を親子の体験としても楽しんでみてほしいなと思います。

親御さんや祖父母の皆さんが、子どもと一緒に読書の時間を過ごすことで、本を通じて温かい気持ちや思い出が残ります
お母さんやお父さんが楽しんでいる本は、子どもにとっても特別なもの。
そんな心の中に刻まれる記憶が、きっとその先の人生でも、読書への興味や親しみにつながっていくのではないでしょうか^^


宣伝:あなたに本の処方箋、お出しします

私が行っている「ブックカウンセリング」では、本とカウンセリングを組み合わせた選書のお手伝いをしています。
カウンセラーの資格を取得する中で、私も大好きな本と組み合わせて、「心に寄り添う一冊を選ぶことで、少しでも誰かの心をほぐせたら」と思い始めた取り組みです。

クリスマスを機に親子で読書の世界を一緒に楽しみたいと考える方も、ぜひお声がけくださいね。
本の力で、みなさんの毎日が少しでも豊かになれば嬉しいです。

興味のある方は、こちらのnoteもぜひご覧ください。


私は現在30歳なのですが、実はこのnoteは、最近周囲に増えているお子さんを持つ友達や先輩・後輩のことを思いながら書きました。
最近は、お母さん、お父さんともに育休をゆっくり取られる方、時短勤務やリモート勤務を組み合わせてお子さんとの時間を多くとられようとする方も増えたように思います。

そんな親子の時間に、同じ方向を向いて、同じ物語にふけるような時間があると、いい思い出になるんじゃないかな、と思い、書店で絵本をじっくり吟味しました。
3冊はどれも私自身も楽しく読んだので、親御さんのみなさんにとっても楽しい読書時間になると思います(笑)

さて、寒くなってきました。
お子様も親御さんも、家族みんな風邪には気を付けてくださいね。
家族のあたたかさを大切に、冬のホリデーシーズンをお過ごしください。

ではでは^^

みなさんの温かいお心配り、ありがとうございます。 こちらでいただいたサポートは、このnoteの読者の方に還元できる用途に使わせていただきます。