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【冒険の物語No.222】推し、燃ゆ
【冒険の物語No.222】推し、燃ゆ
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今日は新しい世界の1ページとして、
宇佐見りん さんの
『推し、燃ゆ』を
読了しました。
芥川賞作品でしたが、
恥ずかしながら、いままで読んでいませんでした。
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本当に、また新しい世界を体験した感じです。
本文の文章の情景の深さというか、
形容の仕方が今まで読んだ本の中で心に響きました。
本物の作家の、文章力を目の当たりにした感じがします。
こんな表現の仕方があるのかと。
かといって、難しい言葉を使っているわけでもないですが、
言葉の言い回しや比喩の仕方に全くついていけませんでした。
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内容は、『推し』だけが生きる意味であるという内容であり
「背骨」であると表現していました。
推しがいるから生きていける。推しのために生きていく。
では、今の自分に推しているものがあるのだろうかと思わされる。
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よく、自分軸を持とうなどと言われるが、
これは自分の「推し」を持つことと同じことなのではないかと思う。
「自分のギフト」や「人生のBeing目標」なども
言い換えると「推し」なのかもしれないと。
その「推し」を推している生活は、とても楽しく幸せなのではないか。
人生に「推し」は必要不可欠なのではないかと考えるようになった。
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今の生活が、楽しく無かったり充実していないのならば、
「推し」が無いのではと思う。
「推し」をみつけるととが幸せになることなのではないかと思う
そんなことを思わせる小説でした。
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これこそ、退屈な生活に飽き飽きしている主人公に突然何らかの冒険の合図が発せられることでは無いかと。
自分は何がしたいとか、何が好きとかというより、
何を「推したいか」という問いにすると、
本当に自分がやりたいことが見つかる気がする。
そんなものに、早く出会ってみたい。
<松友慶です>
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