私の「バトン」
私の「バトン」は、「中国語」。かなり少数派だろう。おそらく、それだけ持っていても「採用試験」はないだろうから。
平成開始から高校教員となり、今年で33年目。現職場で7つ目だ。そのうち、「中国語」がらみでの勤務校は、4校。都合14年間担当になった。現職場で、今年は「中国語」のみの担当だ。
以前勤務していた「中国語」を開設していた学校を異動する時、私の「バトン」を引き継いでくださる方はいなかった。そもそも、趣味で「中国語」をたしなむ教員はいても、「免許状」を持っている方は、いなかったのだろうか?
定年まで、あとわずか。私の「バトン」を受けてくれる若者が現れなければ、現れるまで続けるしかないのだろうか。私の人生も残り少ない。やり残したことがないよう、そろそろやり始める方向に舵を切りたいのだが……