抹茶の嗜み方
昔流の嗜み方
抹茶というと、茶室の厳かな雰囲気の中、もてなし側が抹茶の粉末を茶杓で掬い、茶器に入れ、茶釜から柄杓でお湯を入れ、茶筅で点て、客人に振る舞う。客人は作法に則り、抹茶を嗜む。
こんな光景が頭に浮かぶが、自分自身には少々(だいぶ?)敷居が高いようだ。
自分好みの嗜み方
最近、自分好みの嗜み方ができる抹茶マシンが新聞で紹介されていたので、それをご紹介したい。
嗜み方は、抹茶マシンに小袋の抹茶茶葉と水を入れ、スイッチを押すとセラミック臼引きの美味しい抹茶が茶器にに注がれるので、ひきたての本格的な抹茶を手軽に嗜める。
昔流をミックスした今流の嗜み方
米国などでは、コーヒーに含まれるカフェイン耐性が低い方に、日本の抹茶ブームが起きているらしい。
単に、ペットボトルや粉末などで抹茶を楽しみのではなく、コーヒーメーカーならぬ、抹茶マシンでちょっと本格的に入れたての抹茶を嗜む。
こんな少しだけ昔流をミックスした今流の嗜み方が、人を少しだけリッチな気分にさせ、心地よい雰囲気を醸し出す。
昔流の厳かな伝統は守られる必要はあると思うが、昔流をミックスした今流の楽しみ方が私には心地よい。
抹茶以外にも、こういった懐古的な技術を取り入れた今流の楽しみ方ができることはたくさんあるのではないか。そんなモノやコトがたくさん現れることを期待して止まない。
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