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ヤマト運輸と日本郵便

日本郵便がヤマト運輸を提訴した、と言うニュースが流れている。

内容としては、2023年6月に協業合意し、段階的に業務委託を進めるなかで、薄型荷物の配送について、移管計画を見直したいと言う申し入れをヤマト運輸が日本郵便にしたことに端を発している。

その理由として、薄型荷物移管に際してヤマト運輸が想定していたよりも配送日数遅れが生じているようで、日本郵便としては事前に配送日数遅れは生じる前提であったと言うことで、それを理由に計画見直しをすると日本郵便としては、人員含めて整えた体制に対するコスト負担のみがかかる格好になるため、やむ無く提訴となっているようだ。

一定のブランド品質を守りたいヤマト運輸と、体制を整えるコストをかけた以上、契約に基づき移管を進めたい日本郵便と言う構図である。

配送日数の遅れが、どの程度なのか、そしてそれは事前に双方了解していたのが争点になりそうだが、果たしてどんな決着がつくのか、注目していきたい。

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