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バルサのあり得ないハイライン
バルサのサッカーが、むちゃくちゃ面白い。
とにかく、あり得ないくらいのハイラインなのである。どのくらいハイラインかと言うと、ラリーガの10試合で65回のオフサイドを取るくらいである。これが、どのくらい多いかと言うと、J1リーグでここまで1番オフサイドが多いチームかが横浜Fマリノスなのだが、そのマリノスでさえ、1試合あたり2.6回なので、10試合で26回なのである。このことからも、如何にハイラインであるかが分かると思う。
そして、そのハイラインな守備で、何とバイエルンとレアルマドリードに勝っているのだから、これまた驚きである。
CLのバイエルン戦はフルマッチを観れていないのだが、クラシコのレアルマドリード戦はdaznでフルマッチを観戦した。
レアルマドリードと言えば、昨シーズンベリンガムが大ブレイクしたところに、今シーズンエムバペも加入し、まだ最適解が見つかっていない感じではあるが、アタッカー陣の切れ味は世界最高峰だろう。
そんなレアルに対して、物怖じすることなくハイラインで挑むバルサには、ある種の神々しささえ感じた。
ただ、まったくピンチがなかったわけではない。開始早々にエムバペに背後を抜けられて、GKと1対1になったり、結果としてオフサイドになったが、エムバペのクロスにベリンガムが合わせたシュートをGKがストップしたり、などなどである。
この戦い方の肝は、2CBにあると思うのだが、今後このポジションがローテーションしたりすると、どうなるかは気になるところである。
ちなみに、2017年のジェフ千葉が似たような戦い方をしていたが、最終的には守備崩壊してしまっている。
ここ戦い方で最後まで行くのか、どこかでギアチェンジしていくのか、そのあたりも楽しみである。