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プロとして結果を求める

先週末に、渋谷開催という名のもとに渋谷区スポーツセンターで開催されたSHIBUYACITYFC対早稲田大学ア式蹴球部FCのゲームを現地観戦してきた。

ちなみに、ア式蹴球部とは東大と早稲田のサッカー部を指すのだが、アソシエーション式蹴球の略である。蹴球と言うと、サッカー、ラグビーなど足でボールを蹴るものを指すため、ロンドンで設立されたFA(フットボールアソシエーション)の定義に基づくという意味で、アソシエーション式蹴球とされている。

会場につくと、9月中旬だが、かなり暑い。日影を探しつつのゲーム観戦は、3-1でSHIBUYACITYがホームでの最終戦を勝利で飾った。これで、残り2試合で3位とは勝点7差、首位とは勝点4差で、首位EDO ALL UNITEDとは最終戦になるので、次節でポイントが詰まると、かなり盛り上がる展開だ。

一方で、早稲田大学とのゲームの中で、サッカー好きとしては、面白いなと思うところがあった。それは、早稲田大学がショートパス主体でビルドアップするのに対して、SHIBUYACITYは長めのボールでサイドや真ん中の渡邉千真がボールを収めて起点を作っていくと言う、明確なサッカーの違いが見てとれたことである。

ここには、早稲田大学としてスタイルとサッカーの原理原則を突き詰めていく信念を感じたし、SHIBUYACITYにはスタイルはさておきプロとして勝つためにプレイすると言う覚悟を感じた。

この日も渋谷区スポーツセンターには多くの観客が訪れていた。

プロとして結果を求めるSHIBUYACITYに対して、自らのスタイルを貫き向かっていく早稲田大学の一戦は、得点差以上に面白いゲームだった。

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