年間76試合をこなすかもしれないマンC
マンチェスターシティのロドリが、あまりの試合数の多さに、このままではストライキ寸前だと発言したことがニュースになっている。
少し前にも、同じマンチェスターシティのアカンジが、このままのペースで試合が続くと、30歳で引退するかもと発言している。
もともと、試合数は増加傾向にあったところに、チャンピオンズリーグやクラブワールドカップの開催方式変更により、参加クラブが増加し、試合数がさらに増えることになっている。
例えば、マンチェスターシティだと、今シーズン全てのコンペティションを勝ち抜くと、最大で76試合になるらしい。これに加えて、代表での試合が加わるので、シーズンを通してまとまった休みはほとんどない。
年間76試合というと、4.8日に1回試合がある計算で、さらにこの間に移動がある。
ロドリのコメントでは、選手がベストなパフォーマンスを発揮する試合数は40-50試合と述べていて、国際プロサッカー選手会の報告書では、レッドライン(越えてはならない一線)を50-60試合としている。
これらを踏まえると、年間76試合が如何に多いかが分かる。
しかも、マンチェスターシティを率いるグアルディオラは、どちらかといえば少数精鋭主義なので、選手に掛かる負担はますます大きく、その上、代表級の選手ばかりなので、代表戦の移動やゲームも加わってくる。
今シーズンを、マンチェスターシティはまた乗り切っていくのだろうか?
また、試合数を適正にするレギュレーションへの取り組みは進んでいくのだろうか?
注目したいニュースである。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?