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年商100億円を超えるクラブ
Jリーグのクラブ経営情報2023年度が公開された。
浦和が2019年度の神戸以来、100億円を超えるクラブとなった。意外なことに、30年を超えるJリーグにおいて、売上100億円超えは、神戸と浦和のみである。2023年度のリーグ全体の売上が、1,445億円で、これは対前年2桁成長である。
ちなみに、デロイトが作成している欧州サッカークラブのレポートを見ると、トップのレアルマドリーが約1,330億円なので、レアルマドリー=Jリーグな感じである。そりゃ、みんな海外に行きたくなるよね。
Jリーグ売上トップは浦和だが、最下位はYS横浜(2.1億円)になる。中小企業には、年商2億円のカバーと言うものがあり、そこを超えて事業を発展させることは容易ではないと言われる中で、売上最下位のクラブでさえ、その壁を超えているのは、リーグがある意味健全性を保っているのだと思う。
それでも、リーグの規模が欧州トップクラブ並と言うのは意外とショックで、昨今の日本人気にあやかって、リーグも大きく伸びて欲しいと思う。