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ベリンガムのためのクラシコ
先週土曜日の夜に、バルサ対レアルマドリーの所謂クラシコをdaznでライブ観戦した。
結果は、2-1でレアルマドリーの勝利となった。
前半の序盤、レアル最終ラインの連携ミスのような、バルサのギュンドアンの諦めない姿勢が功を奏したような得点で、バルサが先制する。
その後は、ホームであるバルサがボール保持しつつ、カウンターを狙ったレアルのヴィニシウスへのボールは、ことごとくバルサのアラウホに止められ、中盤ではバルサのガバとフェラントーレスが、ファウルギリギリのチェックで、レアルの前進を許さないような展開が続いた。
後半に入り、レアルは比較的早めに3枚のカードを切る。メンディ→カマヴィンガ、トニクロース→モドリッチ、ロドリゴ→ホセルである。中盤の支配力を上げるのと、前線にホセルを置くことで起点を作ろうとしたように見える。
そして、これが功を奏する。
68分、ベリンガムがゴール正面、ペナ外で受けたボールを一閃、ロングシュートがバルサゴールに突き刺さる。前半にはなかったバルサを押し込むような展開からだったので、交代策の影響はあるように思う。
加えて、ゲーム終了間際の92分、右サイドからのクロスに対してバルサDFがリフレクションしたボールを、またもやベリンガムが沈める。これは、崩し切ったと言う内容ではなかったが、バルサの先制点に近い形で、ベリンガムの諦めない姿勢が産んだ得点のように見える。
とにもかくにも、このクラシコは、結果としてお互いの期待の新戦力が得点を挙げる形になったが、向こう数年に渡って、バルサに立ちはだかるのがベリンガムであることを感じさせる、まさにベリンガムのためのクラシコだった。
次のクラシコでは、ベリンガムに相対するバルサの新星が現れることを期待したい。