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RB大宮アルディージャ
2024年8月にオーストリアの飲料メーカーであるレッドブルが経営権を取得し、RB大宮アルディージャと名前が変わったアルディージャ。
もともとは、NTT関東サッカー部が母体となっており、1999年にJリーグに加盟、NTT東日本が中心となった運営会社[エヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社]が運営をしてきたが、J1:5位(2016年)が最高順位で、近年はJ3まで戦う舞台を下げていた。
NTTが運営会社なので、お金がないわけではないと思うが、これまではあまり補強に熱心な感じもしないし、J1制覇に向けた体制を整えているようにも思えなかった。ただ、単純にNTTがアルディージャへの投資に積極的ではなかっただけかもしれないし、スポーツコンテンツとしてはLeminoへの投資の方が優先度が高かったのかもしれない。
それが、レッドブルに経営が変わり、来シーズンへ向けた移籍や契約更新情報を見る限り、昨シーズンとは違い、J1/J2クラブから積極的に補強を進めているように見える。もちろん、昨シーズンはJ3へ降格しているので、まずは身軽になる必要があったことと選手も上位リーグから声が掛かれば、積極的に移籍を検討したことも背景にあると思うが、この年末までの動きを見ると、しっかりとかけるべき投資を行なっているように見える。
主なところでは、杉本健勇の完全移籍、京都:豊川の獲得は、移籍元や他クラブとの競争や交渉もありそうなところだが、しっかりと獲得に結びつけている。RBが参画したクラブへの関心もあると思うが、もちろんだが、しっかりと年俸も提示していると思う。
まだまだ始まったばかりだが、ホームタウンが変わる訳でもなく、経営権が変わることにより、パフォーマンスが変わった例で言えば、横浜ベイスターズなどはいい例だろう。RB大宮アルディージャの場合は、ヨーロッパで成功した実績とノウハウがあるだけに、どのように変化していくのかを楽しみにしたい。