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英語?日本語?いや、ドイツ語!バナナが教えてくれた異文化の面白さ

マルコ「キッチンにバナナ取りに来てん。ほら、カリウムが欲しいから」(なぜか得意顔)
ぐっちー「おー、いいね!」
マルコ「…いや、おれ日本語使ったのにスルーせんといてよ」

イタリア人同僚のマルコとぼくの会話 @オフィス

なんのことかさっぱり分かっていないぼくに、マルコは「ほら、カリウム。これって日本語でしょ?」続けます。

「え?え??」という状態でしたが、彼はこれを英語では Potassium というので、カリウムは日本語だと思ったそうです。ちなみにイタリア語では Potassio とのこと。

うーん、全然日本語っぽい響きじゃないよなぁ…と思って調べてみたら、なんとドイツ語の Kalium が由来で、日本でもカリウムと呼んでいることが分かりました。

こんな風に、なんでもない日常を過ごしているだけなのに、突然新しいことを知ることができるのも海外生活ならではな気がします。
アルバイト、カルテ、ゲレンデなど、日本でドイツ語がそのまま使われている単語っていくつかありますよね。

マルコは「ははは、ぼくらまた一つ賢くなっちゃったね!」と言いながらバナナを取りに行き、ぼくの頭の中では「水兵リーベーぼくの船…」というあの歌(?)が流れ始めました。

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