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Day14.色や形を忘れても、誰と一緒に見て、どんな感情だったかだけは鮮明に覚えている
花火って不思議だよな……。
二度、三度と打ち上がる花火を見ながら、あなたは言いました。どんな形だったのか、どんな色だったのか、ほとんど覚えていないんだ。でも、誰と一緒に観て、なにを感じていたのか。それを美しいと思う気持ちだけが、鮮やかに残っている。
僕は「四月になれば彼女は」という小説のこのシーンがとても好きだ。
これまでの人生で経験してきたこと。
今後の人生で経験していくであろうこと。
その経験を一緒にした、するであろう方を想像すると、その時の自分の感情、相手への感情が溢れて、たまらなくなる。
きっと今後、色々な事を忘れても、誰と経験して、この感情になったかは鮮明に覚えているのだろう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日は友達の結婚式に参加して気分がよいです。