社会貢献⑧
生理の貧困とは経済的な理由だけでなく、「自分で買うのが難しい」、「父子家庭で父親の理解が得られない」などの理由から、生理用品を入手することが困難な状態のことを指します。
厚生労働省の調査によれば、生理用品の購入および入手に苦労した女性は約12人に1人、数字にすれば約8.1%、20代に限れば8人に1人もの女性、すなわち約8.7%にも及んでいるとのことです。
ただ、こうしたなか、『生理の貧困』を支援する動きも徐々に起きており、奨学ナプキン1年分を大王製紙が学生1000人に無償で配布する動きが始まったり、
全国の自治体の約3分の1、約600自治体が生理用品の無償配布などを実施するなどしていますが、
その裏には課題も存在しています。一般的には、『恥ずかしい』『人の目が気になる』など、生理そのものに対して偏った見方が未だ根強くあるのも現状です。
つまり、女性だけでなく、男性としても、生理の貧困を始め、生理の仕組みなどを理解して彼女たちの負担を軽減することが非常に重要だと感じます。
昨今、有名になっているSDGsのジェンダー平等にも掲げられているように、正しい知識を身に付けることも本当に重要だといえます。
日本はお金や性に対してタブーとする動きがありますが、性に対して知らなければ、色々な場面で困るため、様々な事象に関心を持ち続ける姿勢を保ち続けることが重要だと感じます。
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表面化された社会問題と背景にある社会問題
社会問題って表面化されていないだけで、実は数え切れないくらい存在する。
例えば適応障害や、PTSD
或いは社会不適合なども社会問題の1つと言える。
SDGsが浸透している今、『どうしたらSDGsに関われるか』が重要視されているけれど、SDGs云々の前に社会問題の根本的な原因を知る必要がある。
SDGsに対し問題意識を持つ
SDGsそのものは持続可能でよりよい社会を形成していく中で凄く立派な国際目標の1つだから否定はしない。
ただ『SDGsに対してどのように関わるか』といったような少しベクトルがズレた社会貢献を最近、多く見るため
それよりも問題意識を持つことと表面的な社会貢献の裏に隠された事を知るのも重要。
適応障害や鬱病
適応障害や鬱病を発症してる人に対して言わないでほしい言葉。
『みんな頑張ってるよ』
『思ったより元気じゃん』
『もっと大変な人もいる』
『世間一般の話をされる』
『残念だね』
ストレスの限界値は人それぞれ違うわけで他人と比較されても傷が深刻化してしまいがちになる。そっとしておこう。
心の病気
心の病気って表情には現れない、まるで氷山の一角とも言える顔には見えない他人からは見えないものがある。
言葉は一瞬にして傷つくのに対し傷つけられたことによる心の回復は少なくとも一瞬では治らない。
心の奥底にある辛い想いは誰かがしっかり聞いてくれるから、1人で抱え込まないことが重要。
国際協力は長期戦
国際協力って短期的に行うことも大事だけど、国際協力を仕事に本気でしようと考えているのであれば、とにかく急がないこと。
30〜40代以降でも国際協力は本業として出来るわけで、10代・20代の限られた時間を活用して、その積み重ねに国際協力を本業として行うのも重要なのかもしれない。
国際協力を仕事にしたい⇒具体性
『国際協力を仕事にしたい』と夢見ていることは大事なことではあるが
『国際協力を仕事にしたい』と言っても抽象的にしか過ぎない。
国際協力は多様な職種からなる概念でしかない。それよりは『どの分野で、どう貢献したいのか』といったふうな具体性が必要になる。
例えばNGOで貧困解決したいなど。
目が見えること
目が見えること、視力があることってなんだろうか。
盲目や全盲、半盲と言葉のニュアンスは違えど、何らかの視覚障碍を抱えている人は全世界で2億5300万人おり、そのうち3600万人は全盲の状態。
『目が見えない』状態でも彼らは心強く生き、限られた生活のなかで幸せを掴もうと奮闘している。
今日は以上です。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
今後とも宜しくお願い致します。