映画鑑賞⑤
今日も最近、観た映画について幾つか感想を述べていきたいと思います。
ふと思ったのですが今年は色んな映画を観たなかで、殺人や死刑が絡んでくるサスペンス映画のなかでも実際の事件を再現度高く描いている映画は改めて怖いなと感じます。
ただ、怖いとは思いつつも時折、明るい映画、特に恋愛や青春系を混ぜながら怖い映画を観ていくと、どこかしら恐怖心は無くなってくるんですよね。これが不思議なもんです。
では、最近、観た映画について感想を幾つか述べていきます。
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凶悪
🌻映画を観た日🌻
2022年9月20日
🌻映画を観た感想🌻
会社の利益とか読者の関心に合わせた記事の書き方も大事かもしれない。
でも、芸能人の不倫とかスキャンダルとか聞いて誰が喜ぶのだろうか。それと同時に凶悪事件の真相を未解決で終わらせ、『それはおしまい。はい。じゃあ次』のように区切りをつけるのは個人的には良くないと思う。
雑誌や週刊誌を売り物にしている以上、読者の関心に合わせるのは理解できる。でも、凶悪事件をなかったかのように掲載中止や風化させるのは違うのではないか?と思っていたが、1人の記者が執念で意地でも未解決事件の真相を世に広め、共謀犯逮捕へ貢献したことは、正直驚いた。
ただ映画全体を通して殺人がリアルすぎるのと、15歳以上が視聴可能としてるが
18禁の要素が滅茶あるから18歳以下視聴不可にしたほうが良い気もする。
作品を通して考えさせられるのが、死刑に相当する重罪、いや極悪非道な極悪犯罪を犯した者が死刑ではなく無期懲役止まりだということが日本の闇を暴いてるかのように感じてとれる。法と証拠のみで厳正中立な裁判で判決を下しているのは分かるが亡くなった被害者の遺族を考えると、やるせない。
また、仕事に熱中の反面、祖父母の介護をする妻のことを考えれば、もう少し家庭を気にかけていれば…と思うことが多くあった。
実際に起きてしまった事件を基に作られたこの映画。今後、凶悪事件や凶悪犯罪がなくなることを切に願う。
22年目の告白〜私が殺人犯です〜
🌻映画を観た日🌻
2022年9月21日
🌻映画を観た感想🌻
最初は極悪非道な犯罪を犯しておいて、遺族や被害に遭われた方々の気持ちを無視し勝手に事件の真相を出版していたことに物凄く腹が立ったけれど
実は、著者は犯人ではなく、寧ろ事件の被害者で事件の真相を未解決で終わらせないために、闇に葬らないために事件の真相を著した本を出版したと思うと、この行動力は本当に凄いと思う。
真犯人に関しては、人を殺しておいてのうのうと表社会に生きておきながら、22年間、暮らしていたと思うとホントに腹が立って許せない。
時効とは何なのだろうか?なぜ、人を殺しておいて犯人が逃げ切れれば、のうのうとシャバ(一般社会)で生活できるのだろうか?
2010年に時効が撤廃され、殺人や強盗殺人などの極悪非道な極悪犯罪を犯した愚か者には厳正中立な司法での裁きが出来るようになったのは良いとしても、未だにのうのうと日本国内ならびに世界各地に逃げ回っている指名手配犯のことを考えると、ほんの少しの手がかりや犯人の特徴は見逃してはいけないと感じた。
娼年
🌻映画を観た日🌻
2022年9月24日
🌻映画を観た感想🌻
女性のことをつまらないと嘆けば嘆くほど恋、特に選ばれた者しか行えない行為に関しては自己中心的なものでしかなくなり、相互にとって快楽になり得るものを自ら破滅の道へと導いてしまいかねない。
つまらないと見下してるものが実は意外にも何かを引き寄せる素晴らしいアイテムでもあるかもしれない。
人って満たされるものと満たされないものが個人の捉え方によって、人それぞれ全く違う。相性や好き嫌いとも言い換えられることだけど、お互いが共通することや相性が抜群になるのって奇跡に近い。
欲望って、人それぞれ違うわけでアイドル見るのが欲望という人もいれば、美味しいもの食べることで満たされる人もいれば、サッカー⚽️観ることで満たされる人もいれば…のように十人十色のように欲望の満たし方は人それぞれ違うし無限大数に存在する。でも、表には出さずにずっと心の奥底に留めておくなら、それを受け止める相手が必要なのも理解できる部分はある。
要求されることに応えるのがホステスを始め、殆どのビジネスに共通する部分ではあるけれど、何よりこの映画を見ていて感じたのが18禁要素が滅茶あるが、社会学の要素を取り入れた視点から見ると考えさせられる映画。
一般社会からはキモいと思われる仕事でもやり甲斐や生き甲斐を持って働いている人は沢山いる。多様性の在り方も考えるきっかけになるかもしれない。
青空エール
🌻映画を観た日🌻
2022年9月25日
🌻映画を観た感想🌻
初心者が吹部入ると先輩の足を引っ張るから『部活辞めろ』っていう気持ちも分からなくもない。
でも、言い方が厳しすぎね?って思うのと、どんなに上手い人でも、どんなに優秀なバケモンみたいな人でも最初は滅茶下手だし、何も出来ない状態から始まるから言い方は本当に重要だと思う。
普段から口が悪い人は滅茶滅茶いるけれど、こういう初心者に対して何を掛けられるかが、試合やコンクールで実力出せるかを物語ってるんじゃないかって感じる。
どんな人でもミスはするし、人間である以上、ミスして当たり前。ミスせず完璧な人なんていないよ。『ミスしたから俺には恋なんてする時間がない』は言い訳で自分が逃げてるだけ。ミスをどれだけしても、そこに支えてくれる人がいればミスは減るかもしれない。ミスした人を責める時間があるなら、自分に集中しようぜ!
『例え、完璧じゃなくても、その決断が正しくなくても、心揺れて迷ったとしてもそれでも進むしかない。あの空に辿り着きたいならば。』
『練習は皆同じ。後は内容。考える。集中する。言われたことの意味を理解する。上達に近道はあるけれど近道=楽な道ではない。
『誰かを励まし続けるのって自分が頑張り続けることと同じくらい大変なことなんだよ。でも、だからこそ、誰かのエールは人に力を与えることが出来るんじゃないかな。
映画全体を通して感じたのは、夢や目標って一時は無謀な挑戦と言えるかもしれない。でも、諦めない一貫した気持ちを持ち続ければ願いや夢は現実化する。どんな時でも諦めない人って素敵だよね😌
告白
🌻映画を観た日🌻
2022年9月26日
🌻映画を観た感想🌻
少年法とは誰のために存在するんだろうか?そもそも、例え中学生であれど殺人を始め人の命を奪った者には更生や情状酌量の余地は本当にあるのだろうか?
自分に娘がいたとして、もし誰かに殺されたとしたら、間違いなく明日からの生活は絶望と化すのは間違いないだろう。
命って、どんなに憎くてもムカついてもみんな、それぞれ個性や魂は違っても重みは同じ。お金では買えない大切なモノだから誰かを傷付けたり、憎んだり、妬んだりすると、自分の心が廃れ、やがて悪霊に取り憑かれてしまいかねない。
幼少期に虐待やネグレクトは勿論、『なんでこんなこと出来ないの』といった過度な教育をすればするほど、子どものなかで何かが壊れていく。実際、親の行き過ぎたスパルタ教育によって凶悪事件を起こし死刑判決や無期懲役といった判決を受けた者も日本や世界中には多数存在するけど、全てが親の思い通りに進むとは限らないのが教育であり子育てでもある。
誰かに言われたちょっとした一言や囁きが夢でも現実でも幻聴として聴こえることは誰しもあると思う。これってトラウマであり、心に傷を負ってることでもある。
ちょっとした恨みや反感が契機となり誰かを殺したり、殺めたりする負の連鎖を生みかねないのは事実。教育って非常に重要。
この映画を通して深く考えさせられるのが『命とは何か』という問い。話は思わぬ方向に向かい、一貫しているも展開が二転三転していって深すぎる。命の尊さ、重要性について再認識できる映画だけど、理解するのが難しい奥が深い映画。
今日は以上です。最後まで読んで頂き有難う御座いました。
また次の投稿でお会いしましょう!
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