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【CLE】私が今年のガーディアンズに期待すること【微緩】

 読者の皆さん、いつも読んでいただきありがとうございます。Windiansです。今回はまもなくシーズン開幕前ということで、シンプルに今年のガーディアンズに期待していることをつらつらと書き連ねようと思います。
 一ファンが勝手に期待しているだけですので、そこまで深い記事ではありません。2,500文字程度の分量になりましたが、深く掘り下げたわけではありません。肩肘張らずに読んでいただければと思います。私も肩肘張らずに書きましたので。


① 地区2連覇

 まあ大前提ですね。2021年のオフはメジャー契約でLuke Maileしか獲得しなかったにも関わらず、ルーキーらの突き上げによって地区優勝を果たすことができました。今オフはそこから放出がほぼなく、野手陣の弱点を完璧に補強してきたので、優勝を期待するのは当然でしょう。

② WS制覇への足掛かり作り

 頭空っぽ脳筋応援モード(???)だったらいつでも出来ると思ってますよ?
 ちゃんと冷静に見れば、良い補強はしましたものの、まだまだワールドシリーズを制覇できるとは思っていません。チームとしてはまだパワー不足が否めませんし、大事な試合で任せられる先発も足りません。相変わらず若い選手がほとんどですし、まだまだ成長途中のチームであります。
 とはいえ、近いうちに訪れるであろうTerry Francona監督との別れの前に、是非ともチャンピオンリングを渡して恩返しがしたいところです。昨年はALDSまで進めましたので、今年は更なるステップアップをしてくれることに期待しましょう。

③ Quantrillの進化

 昨年のCal Quantrillは、QS(6回以上を3失点以下)率が約53%(17/32試合)と、安定して試合を作ってくれました。シーズン中一度も離脱せず、184.1イニングも稼いでくれたのは確かに有り難かったですが、無失点に抑えた試合は4試合、プレーオフでも5回4失点、5回3失点と大事な試合を任せるには心許ない印象でした。
 WBCではカナダ代表に選出され、エースとして活躍が期待されていました。ところが初戦のイギリス戦に先発するも、コントロールが定まらずに1回途中で降板。チームも結局決勝トーナメントに届かず、悔しい結果に終わりました。これをバネに、シーズンでは更に一皮むけてくれることを願います。

④ マイナー先発陣の台頭

 去年は5人のルーキーがメジャーの先発マウンドに立ちました。以下はリリーフ登板を除いた彼らの成績になります。

Konnor Pilkington
11先発 51.0回 防御率4.41 28四球 44奪三振 WHIP1.55

Cody Morris
5先発 20.2回 防御率2.18 11四球 20奪三振 WHIP1.45

Xzavion Curry
2先発 9.1回 防御率5.79 6四球 3奪三振 WHIP2.04 

Hunter Gaddis
2先発 7.1回 防御率18.41 3四球 5奪三振 WHIP2.45 7被本塁打

Kirk McCarty(今オフKBOのSSGへ移籍)
2先発 9.0回 防御率8.00 4四球 4奪三振 WHIP2.00 4被本塁打

全てBaseball Referenceより引用
リンクは各選手のページ

 Morris以外は完全に壁にぶつかりました(そもそも谷間を埋めるための緊急昇格っぽい起用でしたが…)。光るものは見せたものの、まだまだローテーションの投手たちとは差があり、大きな課題があるように感じましたね。
 先発ローテーションでは、5番手のZach Plesacが昨年から不安定な投球を続けています。彼を脅かす存在が現れると更に磐石なローテーションを組めることになります。そして上記のうち、今年もガーディアンズ傘下にいる4人については、トッププロスペクトたちが上がってくるまで時間がありません。STでの登板をなかなか見ることができていませんが、去年の経験を糧に、メジャーでの立ち位置を確保できるでしょうか。

⑤ Kwan、Gonzálezの更なる飛躍

 昨年は実に17人ものルーキーがメジャーデビューを果たしました。大半は課題を見つけてマイナーに戻ったり、トレードで他球団へ移籍することとなりましたが、Steven Kwanはフルシーズン、Óscar Gonzálezは90試合以上出場しました。
 彼ら2人についてはデータも十分溜まったはずですので、他球団は開幕からしっかり対策を講じてくると思われます。厳しい攻めを受けることになりますが、しっかり対応して今年も活躍してほしいところです。

⑥ コンタクトとパワーの融合

 今オフはJosh BellMike Zuninoという、打線の穴を埋めつつホームランも期待できる選手を獲得しました。去年のガーディアンズはホームランが29/30位とパワー不足が顕著だったので、ドンピシャな補強だったと思います。
 また、チームスタイルとの噛み合わせも抜群です。昨年からパワーと引き換えにコンタクト重視のアプローチに傾倒したことで、三振の少なさはメジャートップ、ヒットの数もメジャー上位の成績でした。ランナーを出すことには長けた打線なので、ホームランで一掃できれば得点力のアップにも期待が持てます。ALDSでうんざりするほどホームランを見せつけられた仕返しをしてやりましょう。


 スプリングトレーニングも半分以上終わり、ガーディアンズは現在Cuctus Leagueの最下位に位置しています。これを聞くと大丈夫か!?と思われるかもしれませんが、まだまだマイナーからの招待選手も多く出ているので、勝敗は気にしなくていいでしょう。数人ほど不安な出来を見せている選手もいますが…
 メジャーリーグも開幕まで2週間を切りました。WBCのお陰で既に最高に野球熱が盛り上がっていますし、その勢いのままポジティブに迎えましょう!

あとCANVA楽しいっすね☺️

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