初・歌舞伎座
先日の初・浅草東洋館に続き、歌舞伎座へ行ってきました。そう、東銀座のあそこです。
第二幕を鑑賞。
一、 河内山
二、 芝浜革財布
河内山は「大胆不敵な河内山、痛快な一幕」で、悪だくみに長けた河内山宗俊の悪党ながら弱きを助け強きをくじくというハナシ。名前は聞いたことがあったけれど、
宗春は江戸出身で、11代将軍徳川家斉治世下の江戸城西の丸に出仕した表坊主(若年寄支配下に属した同朋衆の一つ。将軍・大名などの世話、食事の用意などの城内の雑用を司る役割で僧形となる)であった。文化5年(1808年)から6年ごろ小普請入りとなり、博徒や素行の悪い御家人たちと徒党を組んで、その親分格と目されるようになったという。(wikiより)
芝浜革財布は・・・芝浜といえば落語で聞いたあれか?そうそう、そうでした。こちらのほうがストーリーをしっかり分かっている分、スッキリ入ってきました。
歌舞伎に関して恥ずかしながら何の予備知識もなくふらっと行ってみたのです。
歌舞伎ファンの方には誠に申し訳ないのですが、よくわからなかった。河内山はいわゆる歌舞伎メイクや進行の雰囲気など「想像していた歌舞伎」だったけれど、芝浜は吉本新喜劇風でした。(わかっちゃいないとお叱りはあるでしょうけれど)
もひとつついでに言うなら、舞台の転換(場面転換)のとき、「ドリフ」(8時だよ全員集合)に見えてしまい、アタマの中で音楽も鳴ってしまった。ドリフもしっかり台詞や進行が作りこんであって「それなりに」手が込んでいたと思うと共通点はあるかも・・・。
歌舞伎と言えば、あの独特の色の引幕、定式幕と呼ぶそうですね。これは学びました。歌舞伎座は、黒・柿・萌黄の順なのだそうです。他はまだ見に行っていないのでわかりませんが、違うとは知りませんでした。
帰りにコンビニで「歌舞伎揚げ」を買ったのは言うまでもありません。