コロコロ変わる名探偵
「犯人はこの中にいる」
ここには警部と友人を含めて6人の男女がいる。
「一体誰が犯人なんだ。」とこの館のオーナーが言う。
「早く教えなさいよ!」と宿泊客の女が急かす。
「俺はやってないからな!」「俺もだ!」
男Aの発言にすかさず言う男B。
「‥‥‥」黙っているメイド長。
「犯人は貴方です。メイド長。」
「違います。」
「あれ?違うか、じゃあ男A。」
「俺はやってない!」
「じゃあ、Bで。」
「俺もやってない!」
「そうですか‥じゃあ、犯人は貴方です。館のオーナー。第一発見者でもある貴方は、殺害された社長とも‥」
「違います。」
「ああ、違うか、、じゃあ女お前だ!」
「‥はあ、呆れた。これがコロコロ変わる名探偵のやり方?そうよ、私がやったわ。口論になって魔がさしてね。」
自白をした女は警部の車で連行されて行った。
「いやー今日も解決出来て良かったね」と友人。
「いやでもやっぱり警部もちょっと怪しかったかも」とコロコロ変わる名探偵は相変わらずだった。