『苦手なもの+』 431字
日曜の午後。
最近行きつけになった純喫茶で、僕は優雅なひと時を味わう。
時代の流れか、この手の店はもはや絶滅寸前だ。
客は常連ばかり。自然と店員とも親しくなる。
「気になってたんだが、何故『数学ダージリン』なんだい?」
「なんでも、マスターの苦手なものに大好物を足してみたんだとか。結果プラスになって、丸く収るって事らしいです」
「はは、マスターも数学苦手か。『嫌い<大好物』。おお、ちゃんと数学してる(笑)で、『枢軸マーガリン・トースト』は?」
「歴史も苦手なようで(笑)」
(成る程。それで『会話パフェ』か。道理でマスターとは一度も会話らしい会話をしていない訳だ(笑))
一頻り美味い紅茶と会話を楽しんで、僕は店を後にした。
さて、明日の朝飯は『月曜卵かけ御飯』に『◯◯部長なめこ汁』でも作るとするか。
で、昼飯は『派閥海苔弁』ってか?
おお、なんか良い感じだぞ。
で、晩飯には、『◯子(妻の名)焼き飯』だな。
いやいやいや、誤解です(汗)
苦手なのは、無論、焼き飯の方ですから!(白目)
<了>431字
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アッシュ拝
『たらはかに』さんの企画に応募させていただきます!
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