身近にある「アイヌ語」
「アイヌ語」はアイヌの人たちの独自の言葉です。
このアイヌ語に触れる機会が身近なものとして地名があります。
アイヌ語の地名はあべゆうの住む北海道をはじめ、サハリン(樺太)や千島列島、それに東北地方にもあります!
例えば、登別(のぼりべつ)や稚内(わっかない)にも使われている
「ペッ」や「ナイ」という言葉は、アイヌ語で「川」を意味しています。
このことから、こうした地方には昔からアイヌ語を話す人たちが暮らしていた事が予測できるかと思います。
これの他にも身近なアイヌ語として、
魚の「シシャモ」や海に住む動物の「ラッコ」、
それにサンタクロースのソリをひく「トナカイ」などがあります。
ここで話を変えて。
本記事のタイトル写真は
翼を広げたフクロウを意匠化した「アイヌ文様」です!
フクロウはアイヌ語でコタンコロカムイといって村の守り神とされていました。フクロウ柄はアイヌ文様に頻出しますが翼を広げたデザインは珍しく、これは旭川地方の文様です。
このアイヌ文様は旭川地方の文様みたいです!( ´∀` )
(なお、あべゆうは旭川に住んでいます)
あっそうそう、
その「旭川」という名前も、
アイヌ語が元になってつけられた名前なんですよ~!
「旭川」と言う自治体名は、市内を流れる忠別川をアイヌが「チュクペッ」と呼んでいると和人が聞き取り、それを「チュプペッ cup-pet :太陽 川(転じて)日が昇る川」と解釈して、1890年(明治23年)に命名されたものである。
「チュクペッ」の音の解釈については、cuk-pet(cuk-cep):秋 川(秋 魚(転じて)鮭)、ciw-pet:波 川とする3つの説がある。
(旭川市ホームページより)
さらに、
アイヌ語地名と日本語地名を併記した「アイヌ語地名表示板」を平成15年度より市内他の各地に設置してあるんだとか
初めて北海道を訪れる人にも看板によってアイヌ語地名を理解できるようにしてるんですね
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