私のファッションターニングポイント
以前から好きだが、最近ファッションについて考えることが多いので、ファッションの思い出を振り返ってみた。色々あるが、中でも印象深いいくつかを。
ターニングポイント①初めて自分で選んだ服
3歳~4歳くらいの頃、母や親戚と買い物に行き、初めて「好きなの選びなよ」と言ってもらい、決めた服。我ながらなかなかのセンスだと思うが、渋めのダークブルー系花柄のセットアップにした。
柄はこのバッグみたいな感じで、色味はこれのブルータペストリーとブラックタペストリーの間くらいの色味。https://www.gregory.jp/item/detail/SATCHELM_A52_1/7535
大人達はもっとポップなチョイスを期待していたのだろう。何度も「ほんとにこれでいいの!?」と周りに言われたのを覚えている。
でも、既製服として生産されてるんだから、需要あるんだよね?笑
気に入ってよく着ていたため写真もいくつかあるし、着られなくなってからも思い出深くて残しておいた。母が捨てていなければ実家にあるはず。
なんとなくそれが自分のイメージカラーみたいになったのか青い色はそれからずっと好きだし、人に惑わされず物選びをできたことは、我が道を行く自分らしいエピソードで気に入っている。
ターニングポイント②毎日の服を自分で選ぶようになった
小学生の時、母親が服を選んでくれていた。割と自分の好みも分かってくれていたと思うが、たまーにレースの靴下やピンクの花柄のワンピースを買ってきては大いに私を萎えさせた。
理由は忘れたが何かで喧嘩した時、もう明日起こさない!服も準備してあげない!!みたいになって(それまでやってもらっといて何だけど、服選んでって頼んでたわけじゃないんだけどな、今思えば何だったんだろう)
翌朝、初めて自分で自分が着る服を選んだ。くまのTシャツとスカートだったかパンツだったか(覚えてねーのかよ)、これまたブルー系で、ちょっと肌寒かったのは覚えてる。当時いつも結んでいた髪の毛をおろしたのもあってか、友達に「今日違うね、いつもよりいいよ」と言われ嬉しかった。
それをきっかけに、母と仲直りしても自分で服を選ぶようになった。
大人になってもなかなかうまくスタイリングできないけど、自分で着る服を自分で選べるのってやっぱりいいよなあ。
その頃、ANGEL BLUEという年齢がバレそうなブランドに心酔することになり、それが次の③である。
ターニングポイント③ANGEL BLUEとの出会い
以前は平気だったスカートが恥ずかしくなる現象、小学校中学年くらいの頃の私にもやってきた。母親は「たまにはスカート履いてほしいな」とは言うが概ね私の意見を尊重してくれ、しばらくボーイッシュ一辺倒な時期が続いていた。
そんな中、市内唯一の百貨店(地方出身です)の子供服売り場にいた時。ブランド混在ゾーンではなく、エスカレーター付近の小さい個々のショップが入ってるゾーンで、とあるマネキンが目にとまった。
水色の、シャカシャカしたナイロンぽい素材の胸元にさくらんぼの刺しゅうがあるパーカー。今までなら、そのかわいらしさが恥ずかしくて手を出していなかったタイプの服なのだが、なんでか「え、なにこれかわいい・・・。かわいいの、着たいかも・・・」と惹かれてしまった。
照れながら、「このお店見たい」と母親に頼んで見せてもらったように記憶している。
初めに目についたパーカーもかわいかったが、色々見るうち前面にスマイルのプリント、右後肩にスマイルのワッペンがあるオレンジのTシャツ、アメコミ風のプリントのプリーツのミニスカートを買ってもらった。
初めは「急に変かな」とか「キャラじゃないかな」とか恥ずかしいような気もしたけど、同級生の大半は私の服など気にしていないし、だんだんこのブランドの服ばかり着るようになった。
「こんなかわいい服があるんだ!今まで出会ってなかったけど、女の子って本当に楽しい!(当時このCMない)」と思うくらいには、おしゃれって楽しいなと感じるようになり、スカートも抵抗なく履けるようになった。(中3くらいで、またボーイッシュブームは来るのだが)
これが、今はなきANGEL BLUEというブランドで、私のバイブル、これも今はなき雑誌「ピチレモン」にもよく出ていた。子供服にしては、高価な方だった。
決して裕福ではなかったが、好きな服を買ってくれた親には感謝している。
ターニングポイント④GRACE CONTINENTALとの出会い
③は小学生の時の話だが、大人になって惚れ込んだブランド、とそのスタッフさんの話。長くなったので別記事で。
この記事では名前出してないけど、こちらのブランドです。
ターニングポイントという意味でパッと思いつくは以上の四つ。
ほかにも、思い出は色々あるなあ。制服で香水がぷんぷん香るKERA SHOPにドキドキしながら行って、ライダースとかボンテージパンツとかラバーソウルとか買ったなあとか、清水の舞台から飛び降りる気分でポールスミスのスーツ買ったなとか、思い出す度に感慨に耽っている。
ファッションの思い出すごく好きだから、これからも増えますように。
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