見出し画像

たくさんの個性的な土器たちー八ヶ岳美術館[JOMOSEUM]

八ヶ岳美術館は長野県原村にある美術館で、地元出身の作家の彫刻や絵画を展示していますが、村内の考古学遺物も展示しているというユニークな美術館です。

常設の3分の1くらいを考古資料展示室が占め、そのほとんどが縄文です。長野と山梨の県境近くにある原村は縄文時代の遺跡も多く、その文化も高度なので、面白い土器がたくさんありました。申請すれば撮影は可能ですが、ウェブへの掲載は不可ということなので、企画展のチラシで雰囲気を味わっていただきます。

画像1

このチラシの左の土器もそうですが、人面などの装飾がついた土器に素晴らしいものが多く、代表的なものとされている釣手土器(画像はこちら)も人面装飾がついています。

土偶はあまりないのですが、人面把手、獣面把手はかなりあり、文化程度の高さを感じます。

それ以外のも変わった形の土器がかなりあり、「なんでこんな形なんだろう?」とついつい考えてしまいます。

やはり中部地方の縄文文化は奥深く見れば見るほど面白さが増していくような気がします。

ちなみに建物は村野藤吾設計でこちらもかなり特徴的なので建築好きの方も見逃せません。

八ヶ岳美術館HP
住所:長野県諏訪郡原村17217-1611
開館時間:9時~17時(展示替え期間、年末年始休館)
入館料:510円
撮影:申請すれば可
アクセス:富士見駅からタクシーで約15分。*平日は茅野駅からコミュニティバス乗り継ぎ(茅野駅→原村役場→ペンション下)でアクセス可能。GW・夏休みは小淵沢駅から鉢巻周遊リゾートバスが運行。

縄文の遺物が見られる博物館・郷土資料館情報はこちら

追加の情報がある方はコメントしてくださると助かります!

よろしければサポートお願いします。サポートいただいたお金で新たな縄文スポットを探索に行きます!