神仏霊場まいり 京都1番 石清水八幡宮
神仏霊場第81番の石清水八幡宮に参拝しました。
京都の1番ということで身が引き締まります。
頂上付近の無料駐車場に車を停めて、まず、三女神社にお参りしました。
宗像三女神が祀られています。
今年は思いがけず、江島神社、厳島神社にお参りする機会に恵まれ、宗像三女神にご縁のある年となりました。
いつか宗像大社にもお参りに行きたいなと思っています。
石清水八幡宮は本殿が男山山上にあり、ケーブルカーで登ってお参り出来るようになっています。
私は車だったので山頂に着いていましたが、ケーブルカーに乗ってみたいというのと、せっかくなので、一ノ鳥居から歩いてお参りしたいと思い、最初に下りのケーブルカーに乗って下山しました。
一ノ鳥居のそばにある頓宮殿の周りは前日に行われた”勅祭 石清水祭”の跡があり、盛大なお祭りの雰囲気が残っていました。
勅祭が行われるのは全国のなかで16社だけとのことで、石清水八幡宮はとても社格の高い神社だと知りました。
真夜中に神事が始まるそうで、とても興味のわくお祭りです。
最初に高良社にお参りしました。
徒然草に当時、男山山麓にあった極楽寺を本殿と間違えて、本殿をお参りせずに極楽寺と高良神社だけお参りして帰ってしまったという話があります。
なぜ本殿と間違えたのか不思議でしたが、残念ながら鳥羽伏見の戦いで消失して今はありませんが、極楽寺は立派な伽藍だったそうです。
参拝巡りをしていると、私もお参りする場所を見落とす事があります。
さすがに本殿は見落とさないのですが、そんな時はもう一度来なさいよという事だと思うようにしています。
昔はそんな簡単にもう一度お参りに来るという事は出来なかったのでしょう。
早とちりしないように分からないことは人に聞くのが良いという教訓になりました。
ちょっと道を間違えて、裏参道から登りました。
階段なので歩きやすいのですが、距離と傾斜があるせいか息が上がり、汗でクタクタになってしまいました。
石清水社と石清水井にお参りに立ち寄って、本殿まで約40分ほどかかりました。
クタクタにはなりますが、下から登ると心も身体も磨かれるような気がしてとても清々しい気持ちになれます。
この日も石清水祭の範囲に入っているためか、暑い中たくさんの人がお参りに来られていました。
写真だとちょっと分かりにくいのですが、本殿が斜めに建っています。
参拝者が帰る時にお尻を本殿に向けないようにするためだそうです。
斜めに建っている本殿、とても不思議な感じがしました。
本殿にお参りした後、本殿の周りに祀られている摂社末社を順にお参りしました。
摂社末社以外にも一円玉に描かれている招霊の木や、鬼門封じのために石垣の角が削られている場所、境内の外にエジソンの記念碑など見どころがたくさんありました。
お参りを終えて駐車場に戻り、八幡名物の走井餅(はしりいもち)を購入して帰りました。
とっても柔らかくて小さくて食べやすく、中の餡も美味しいお餅でした。
帰宅して、御朱印の八幡大神の八の字をハトのイラストにしてもらうことも出来るという記事をネットで見つけました。
今もまだして頂けるか分かりませんが、御朱印をお願いする時に聞いてみても良いかもしれません。
その他、鶴や蝶などが刺繍されいている紙の御朱印もあり、とても綺麗でした。
ちなみにタイトルの画像は購入した和紙のクリアファイルで平安時代の絵巻が描かれています。
とても暑い日でしたが、良いお参りが出来ました。
参拝させて頂きありがとうございました。
合掌
石清水八幡宮さんのサイト
神仏霊場まいりなど、私の参拝についてはこちらをご覧ください。
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