【GT7】毎年の恒例行事「国体TA」について
こんにちは、ブラボーです。
8月30日(金)の夕方から今年度の全国都道府県対抗 eスポーツ選手権、通称「国体」のオンライン予選タイムトライアルがスタートしましたね!皆さんはもう挑戦されたでしょうか?
今年度に入って最初に発表された開催競技一覧の中にGT7の名が挙がっておらず、GTS時代の2019年から毎年開催されていた「グランツーリスモ日本一」を決める大会が開催されないという事で、当時界隈でも落胆の声が多数上がり自分も残念に思っていたのですが、数か月後に公式アカウントから今年度はエキシビジョン開催が報じられ、胸を撫で下ろしました。
エキシビジョン・・・?と思い確認した所、どうやら昨年度までオフラインイベント開催だったのがオンラインイベントとなった様で大会の規模は事実上縮小となりましたが、それでもGTを遊ぶ一プレイヤーとして毎年恒例の腕試しになる行事であり、国内の猛者達が都道府県代表の名を背負い日本一の座を争える大会を開催して頂けるのは本当に有難い事です。
残念ながら自分は都道府県代表になれる腕前は無く、予選TAは毎年トッププレイヤー達の記録にどれくらい肉薄できるか或るいは県内の上位に食い込めるかに取り組み、本大会はライブ配信をリアルタイムで観戦して楽しんでいる国体ですが、この予選TAには兎に角悔しい思いをしてきました。
今回はそんな国体の予選TAについて書いてみます。
◆「壁」に阻まれてきた2年
予選TAをやっていると、GTWSファイナリストやロビーレースで遭遇する猛者の方々が叩き出す速いラップタイム帯というものが見えてきます。過去の例を挙げると2022年はディープフォレスト NSX GT500 '16で1分18秒台、2023年はオートポリス ショート AE86 しげのVerで1分20秒台といった具合です。
GTS時代は特別意識していなかったのですがGT7時代に入ってちょっぴり上達してきたのもあって、どうにかして猛者達と同じタイムを出したいと躍起になり1日600~1000km走っていました。ところが奮闘空しく、22年23年どちらも1/100秒台届かず挫折を味わう事に...。結論から言えばどちらも不安定になりがちな区間をまとめ切れなかった事が原因です。
ディープフォレストはセクター1とヘアピンの処理が安定せず、オートポリスはコースだけでなく挙動が不安定な使用車の難しさにも苦しめられたのですが、特に心を折られたのが後者でした。当時使える時間をTAに費やした結果、約6~7000kmは走り込みやっとの思いで自己ベストを更新しても0.010~0.005といった微更新止まり。
正真正銘「壁」にぶち当たった格好となり、曲がりなりにもずっとやってきたゲームであるのにも関わらず攻略の糸口が掴めなかった事で、自分のセンスの無さや至らなさといった自責の念に苛まれました。たかがゲームなんですが、本気でやってると人間こんなに悔しく辛い気持ちになれるものなのか!と思った程で、自身のゲーム体験において印象に残る出来事にもなりました。
誰に頼まれたでもない、乗り越えたところで大会に出られる訳でもない、たかがゲーム、たかが0.1秒...本当に自己満足の世界で、他にもっと有意義な事が有るだろうと言われるとぐうの音も出ないのですが、それでも尚熱中してやりたくなってしまうのがタイムアタックの魅力であり恐ろしい所です。
余談になりますが昨年の国体予選TA以降また別のTAで壁にぶち当たった事があり、今回もダメかと諦めかけた時もありましたが無事目標となるタイムに到達することができ、その時は無意識にガッツポーズをしてました。「壁」にぶち当たった事でメンタル面は鍛えられたかもしれません。
◆今年は・・・?
さて、今年はというと...今回の壁となるタイムは1分37秒台。自分も走りましたが、結論から言うと1時間ほど走り込んで出した記録は1'37.998、ギリギリですが無事「壁」を乗り越えました!!
やけにアッサリしてますが、これはレギュレーションが比較的慣れ親しんだ内容だった為です。コースは富士スピードウェイ、車種はNSX GT500 '00、タイヤはレーシング・ミディアム、Gr.3カテゴリBoP適用と日頃Gr.3でロビーレースを嗜む身としては既に基礎的な事はできていて、ゴーストを参考にしつつ各コーナーの要所を丁寧に抑えて達成という流れでした。
ちなみに公開されている都道府県別のタイムを見ていると、概ね各地域のトップ5~10辺りのプレイヤーは達成しているものの37秒台に入っているプレイヤーはあまり多くなく、やはり一つの壁になるタイムになると思います。
全国総合トップは9/3現在1'37.393、都道府県代表を目指す国内のトッププレイヤーは概ね37.5秒台、あわよくば37.5切りを目指しているようです。自分はそこまでやれる技量も根気もありませんが、TA開催期間はまだあるので37.9切りと県内トップ10以内の生き残りを目指してみようかなと考えています。
2024.09.18 追記
予選TA開催期間を終え、最終的に1'37.799のタイムで静岡県 一般の部 7位、総合142位の成績で終える事ができました!目標だった県内トップ10入りと37.9切りの目標を達成できてとても嬉しく思います。
https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/sportmode/event/10534/0/22/
期間中走行した距離は恐らく1000km前後になりますが、走っていてまず38秒を切る事自体が結構難しく、まず38秒切ってそこから削り取れそうな部分を詰めていく地道な努力が必要でした。37.799というタイムも理論値から+0.020秒差と自分が出せるタイムの限界に限りなく近いもので、達成感が感じられます。(追記部分 終)
個人的に技量差が生じやすく難所だなと感じるのはやはり低速セクションの続くセクター3。他にも1コーナー立ち上がりやアドバンコーナー等タイムに影響する箇所はありますが、やはり最終的にはセクター3のまとめ方が重要になってくると思います。速い方のゴーストを追いかけて居ると、終盤ラスト2コーナーの曲げ方や立ち上がり方で離されている印象です。
自分はまだ触っていないのですが、ブレーキバランスの調整も走りやすさに影響してくるようなので色々トライしてみたいと思います。
◆まとめ
3行にまとめると
・とにかく悔しかった過去2年の国体TA
・今年は既に壁タイム超え達成!
・セクター3が難しい
単なるタイムアタックというだけでなく、日本国内で誰が一番速いのか、自分の地元でどれくらい速いのかが分かる国体TAは他のタイムアタックにない面白さがあると思います。ゲーム内のオンラインタイムトライアルということで、ラップタイムチャレンジと同様達成基準に応じて報酬も入手できます。GT7を遊んでいる方は是非自分の限界に挑戦してみましょう!
◆参考・出典・引用
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA 『グランツーリスモ7』スペシャルグランプリ開催。8月30日(金)より都道府県予選スタート - グランツーリスモ・ドットコム
https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/news/00_5464328.html
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA スペシャルグランプリ - スポーツモード -グランツーリスモ・ドットコム
https://www.gran-turismo.com/jp/gt7/sportmode/event/10534/0/900/
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