【GT7】祝・ボルボ収録から期待できる『ロータス復活』
※この記事は現在確定していない情報に基づいた内容と一個人の憶測が多分に含まれ、事実と異なる場合があります。あくまで一個人の予想であることをご留意いただきたく存じます。
こんにちは、ブラボーです。
5月27日夜、GTシリーズプロデューサー・山内一典氏のXアカウントからアップデートを予告する投稿がありました。
アップデート追加車種のシルエットを見た各ユーザーが車種を予想し的中させるのはいつもの光景で、今回収録される車種はユーザーが待ち望んでいた車種が多かったのですが、その中でより注目すべきニュースがありました。ズバリ、ボルボの『V40』と『240 エステート』が追加される可能性が濃厚という部分です。
ユーザーの予想は毎度かなり正確で、アップデート内容を紹介するトレイラーが出る前に収録車種が何なのか判明している事が日常茶飯事ということもありボルボ車追加はほぼ内定したと言ってもよく、グランツーリスモシリーズへの収録はGT6以来となり大変めでたいです。
2024.05.30追記:公式発表あり、無事ボルボ収録となりました!
そして今回ボルボが収録されるにあたり、将来的に期待できる事があります。それはイギリスの名門・ロータスの復活収録です。
◆ロータス車削除の経緯と復活の兆し
ロータスがグランツーリスモから消えてしまった理由と何故ボルボが収録されるとロータスも収録される可能性が出てくるのか、説明していきます。
現在ボルボとロータスの2社は「浙江吉利控股集団(以下ジーリー)」という中国企業の傘下に属しています。ボルボは2010年、ロータスは2017年9月末にジーリーが筆頭株主となって傘下に収まるのですが、ロータスがジーリーの傘下に入ったタイミングである出来事が起こりました。なんと、グランツーリスモの最新作からロータスの車種が消えてしまったのです。
当時の最新作GTSPORTは2017年10月に発売されましたが、発売前の5月~6月頃にクローズドベータテストが実施されており、そのテスト期間中ではまだロータス車が収録されていたのにも関わらず、いざGTSが発売されるとロータス車が消えてしまいそれ以降GTシリーズにロータス車は存在していません。
ここからは一個人の憶測になりますが、親会社が変わったからといって何の問題もなければそのまま収録されるはずです。しかしテスト段階で存在した車種を発売直前に急遽削除しなければならなくなったのには、必ず理由があると考えられます。
まず考えられるのは収録に必要なライセンス契約内容の見直しで、ポリフォニーデジタル側(以下PDI)が収録を断念せざるを得なかったのではないかという事です。どちらが悪いという話ではなくビジネス上双方の合意が得られなかった結果だと思いますが、一ユーザーとしてGTシリーズからロータス車が無くなってしまったのは非常に残念でした。
この一連の話は一部GTプレイヤーの間では半ば通説となっており、ロータス車・ボルボ車の復活は絶望視されていた節もありましたが、ここにきてボルボ車がGT7に収録されるという事実は「PDI側がジーリー傘下の自動車メーカーにコンタクトを取って収録の許諾を得られた」ということでもあり、ロータス車の復活にも大きく期待できるという事になります。
◆GTという作品に必須のブランド
自分があれこれ言うまでもなく、ロータスはGTプレイヤーだけでなく自動車が好きな方ならば多くの方が知る名門ブランドです。自動車の歴史を知るという部分に注力している近年のGTの作風や収録方針を考えると、モータースポーツにおける輝かしい歴史を持ち、ライトウェイトスポーツカーというジャンルの先駆者であるロータスは尚のこと収録されるべきでしょう。
PDI側としてもその事は百も承知だと思いますが、ユーザーから見てこうした復活の兆候があった事は大変喜ばしいです。無論早合点の可能性もあるものの、最新のグランツーリスモでいつかロータス車に触れられる日がやってくる・・・その可能性が大きく高まったと思うと心が躍ります。
そしてロータスがGTへ復活したら収録されそうな車種候補を考えると、この辺りになるでしょうか。
・ヨーロッパ Special '72
・エラン Sprint '71
・エスプリ Sport 350 '99
・エリーゼ 111S '98
・モータースポーツエリーゼ '00
・エリーゼ 111R '04
・エリーゼ Sport 240 Final Edition '21
・エキシージ Cup 430 '21
・エヴォーラ '09
・エヴォーラ GT430 Sport '18
・エミーラ First Edition '23
・エヴァイヤ '21
・3-Eleven 430 '18
これらすべてが収録される事はないと思いますが、ヨーロッパやエランといったクラシックモデルを始め、大ヒットを飛ばしたエリーゼや最後の純ガソリンエンジンモデルのエミーラ辺りは抑えてもらいたいところです。
◆まとめ
3行にまとめると
・ボルボの復活が呼び水となるかも
・GTS発売直前に消えたロータス
・絶対に復活収録されるべきブランド
今回復活を果たすボルボも含め次々と名車が追加されるGT7、これからもたっぷり楽しめそうですね。
おしまい
◆参考・出典・引用
Lotus Logo - LOGOS-WORLD
https://logos-world.net/lotus-logo/
中国吉利、英スポーツカー ロータスの買収完了…経営陣も刷新 - Response
https://response.jp/article/2017/10/02/300511.html
新ブランド"ボルボ"と5台の新車種を収録。『グランツーリスモ7』アップデートのお知らせ - グランツーリスモ・ドットコム
https://www.gran-turismo.com/jp/news/00_5806734.html